寄稿原稿及びエッセイ等

001〜040  041〜080  081〜120  121〜160  161〜200  201〜240   241〜

240 2004/07/23  百貨店の大リニューアルのすすめ
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。先日、百貨店に行きました。ヤバイと思いました。間違いなく転換点です。そこで百貨店への提案をまとめました。この考え方は、今後のアジアのショッピングセンター等にも応用できると考えています。また、新しい組織や職種も必要になると思います。デザイナーズマンションは一つのヒントです。デザイナーがプロデュースしたカフェやレストランの集積も面白いでしょう。衣服の比率は減らさなければなりません。その分、様々な雑貨を増やさなければなりません。それぞれの雑貨アイテムにデザイナーズブランドが必要になるでしょう。
239 2004/07/16  外国人に許されるビジネスの範囲とライセンス
  それぞれの国は、それぞれの国民が主権を持っています。したがって、外国人が勝手に自分の国で商売することはできません。しかし、国際的な障壁をなくし、互いにビジネスを認めることが、相互の利益になることが多いので、WTO等の制度が整備されました。しかし、原則が変わったわけではありません。
238 2004/07/02  中国市場参入のビジネスモデル
  繊維業界では、「輸出振興」という言葉が突然流行しています。多額の補助金もでているようです。しかし、その内容は海外の展示会に出展することが中心であり、成果もそれほど上がっていません。中国語のできないメーカーの人たちが背広を着て、会場内に座っているだけで、中国のお客様をブース内に引き込もうという姿勢もないようです。正直言って、私は展示会への出展はあまり意味がないと考えています。本気で中国市場に参入するのであれば、展示会出展よりも現地のパートナー企業探しに力をいれるべきだと思います。
237 2004/06/25  中国におけるホワイトカラーの人件費の格差
  今日からまた、中国ビジネスについて考えたいと思います。同じ日本向けのOEMビジネスでも、中国人が経営している会社と日本人が経営している会社とでは、利益高にかなりの差があります。日本企業が価格競争に汲々としているのに、中国企業は悠々とビジネスを続け、着実に成長しています。その理由のひとつが、日本人のホワイトカラーにあると思います。いよいよ、個人のレベルでも国際競争が始まるのです。
236 2004/06/18  ブランドと階層社会
  多くの日本人には徹底した平等主義が植えつけられています。運動会でも順位をつけない。あきらかに知能の優劣があるにも関わらず同じレベルの教育を横並びに行う。こうした事例には枚挙の暇がないほどです。しかし、社会に出れば実力社会であり、各自の成績は自ずと開きが出てきます。
235 2004/06/11  自信がないあなたに
  今の季節、学生に講義をする機会がとても多いのですが、学生と接していて気になるのが「自信」という言葉です。皆、自信がなく、不安を抱えています。でも、若い時から自信マンマンというのもちょっと気持ち悪いような気もします。オジサンの経験談を交えて、自信について考えてみました。
234 2004/06/04  グローバル産業への脱皮が求められるアパレル産業
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」5.6月号に寄稿しました。内容は、日本のアパレル業界への提言という大上段に振りかぶったものです。特に、生産を商社に丸投げしている現状への危惧と今後のビジョンについて書いたつもりです。先週に引き続き「後半」をお送りします。
233 2004/05/28  グローバル産業への脱皮が求められるアパレル産業
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」5.6月号に寄稿しました。内容は、日本のアパレル業界への提言という大上段に振りかぶったものです。特に、生産を商社に丸投げしている現状への危惧と今後のビジョンについて書いたつもりです。これからも、大きなことから小さなことまで、ファッションビジネスのことなら坂口昌章に任せてチョーダイ。(長文のため後半は次号でお届けします)
232 2004/05/21  スロービジネスのすすめ
  私はこれまで厳しいビジネスの世界を目指して生きてきました。でも、それが本当に良いことなのかは分かりません。また、自分の生き方を他人に強制することが良いことかもわかりません。全国の産地を回っていると、厳しいビジネスへの参入を指導することが良いことなのか、疑問を感じています。自立事業や輸出振興事業の最も大きな問題点は、「競争の激しいビジネスが正しい」という思い込みではないでしょうか。
231 2004/05/14  「産地の自立」と「若者の自立」
  産地と若者。どちらも自立していない。双方の存在を活かすには第三者が必要ではないのか、という意見です。これまでの日本の繊維産業の活性化政策の多くは保護政策であり、ビジネスを活性化させるよりも、あまりにも直接的な当事者への補助ではなかったでしょうか。それでもありがたい話なのですが、どうも補助すればするほど、その産業は衰退していくような気がしています。産地も若者ももっとビジネスの重要性を理解し、少なくとも、ビジネスを蔑視しないことが大切だと思います。
230 2004/05/07  「形の服」と「色柄の服」
  京友禅の伝統工芸士の方と話し合った内容です。きものは平面の服であり、色柄の服です。その要素を洋服に取り入れたのが、Tシャツやアロハシャツという言い方もできるのではないでしょうか。ですから、きものの世界の技術を活かすとしたらこういう分野ではないか、と思うのです。高島産地で取り組んでいる「高島いろは」というブランド開発も、色柄の服を基本に考えています。
229 2004/04/16  コンプライアンスと日本製品奨励策
  コンプライアンスという言葉をご存じでしょうか。欧米では次第に当たり前になっている考え方です。日本で問題になっているM自動車、A農場等はコンプライアンスに対応していない典型的な事例であり、あのような状態に陥らないように企業はコンプライアンスに取り組んでいるわけです。
228 2004/04/09  景気回復時期に何をするべきか?
  皆さんは、景気回復についてどう感じているでしょうか。私は今年は経済が動くと見ています。中国があれだけ大きく動いているのに、隣組の我々が地味にしているわけにはいきません。嫌でも、刺激され、影響を受けるはずです。どうせ影響を受けるのならば、消極的な影響ではなく、自ら積極的に影響をコントロールしようと考えています。地味にしていてはいけません。派手にいきましょう・・なんて言うと、また批判されるかもしれませんが・・・。
227 2004/04/02  香港城と日本城
  香港人はやはりCEPAで動きだしています。中小企業お親父さんたちが広東省で小売店を経営し始めたというニュースです。いいなぁ、香港はチャンスがあって・・・。
226 2004/03/26  CEPA活用による中国市場攻略の可能性
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」3.4月号に寄稿しました。香港と中国とのCEPA活用についての内容です。先日も、香港貿易発展局のCEPAセミナーがあり、出かけてきましたが、私が書いた内容とそれほどの差がなかったことを確認しました。まずはご一読を。将来、香港企業設立やCEPA活用のセミナー等を企画したいと考えています。乞ご期待。
225 2004/03/19  独資か?合弁か?
  日本と中国の関係を常に考えています。私は日本も日本人も基本的には好きなのですが、日本の企業、日本のサラリーマンに対しては、あまり良い感情を持っていません。大企業同士のビジネスでは紳士的かもしれませんが、相手が中小企業、零細企業、個人の場合には、意味もなく威張ったり、平気で約束を破ったりという例が非常に多いからです。中国人は信用できない、という人もいますが、私にとっては、残念ながら日本人の方が信用できないという例をあまりにも多く経験しています。
224 2004/03/12  特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンについて
  今日は私が理事長になっている、特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンについてご紹介させて頂きます。           http://www.j-fashion.net/ 
223 2004/03/05  感動を与える企業とは?
  目標設定とか戦略という言葉を日常的に使っていますが、人によって理解が異なるようです。私は、今後本当の意味の戦略的思考が不可欠になると考えています。単純に真面目に仕事をしているだけでは利益をあげることは困難です。戦略のない人は、働けど働けど暮らしは楽にならないでしょう。利益を上げるには、利益を上げることを意識し、利益をあげる戦略を立て、それを実現しなければならないのです。
222 2004/02/27  原価率から小売価格を設定してはいけない
  最近、価格決定システムについて考えています。アパレル業界では、当たり前のように原価率から小売価格を換算していますが、これは正しいのでしょうか。原価率に忠実だと、小売価格を下げるためには原価を下げなければならず、結果的に質の悪い商品が横行することになります。また、製造メーカーは採算割れを余儀なくされ、淘汰が進んでいきます。
221 2004/02/20  中国人女性に軽蔑されないことが成功の条件
  いやぁ、参りました。なぜか、上海で日本人男性代表に任命され、日中二人のやり手女性につるし上げられました。その内容は、以下の通りです。実は、日本人男性の全てがこんなことではないのです。特に、繊維ファッション業界がひどい。歴史があるだけに、商売と接待が密接につながっています。また、昔の繊維産地にはかならず遊廓や色街がありました。そういう背景もあり、中国人女性がみると「馬鹿な日本人男性」と映るのでしょう。
220 2004/02/13  勇気ある価格設定と顧客満足の両立
  最近、高い商品が気になってしかたがありません。私なぞは、素材から生産の部分が分かっているために、原価が分かってしまいます。「よく、こんな商品をこんなに高く売るなぁ」と本気で感心してしまいます。昔はそういう商品を見ると軽蔑したものでしたが、今は尊敬の目で見ています。小売価格というものは、顧客がその商品を購入するからこそ存在しているのです。誰も買わなければ、小売価格は下がっていくはずです。あるいは、そのブランドが市場から消えているはずです。それが堂々と高い価格の商品を販売しているということは、顧客が支持していることを証明しているのです。
219 2004/02/06  中国と一緒に成功しよう
  中国生産の安売り商法から、中国生産の高級品で日本市場を攻略し、中国市場も制覇しようという戦略転換の提案です。でも、自らのビジネスモデルを変えるのは至難の業。安売り商法の呪縛を解き放つことが必要です。もう一度、「豊かな生活」について考えましょう。安売り商品を沢山持っていれば豊かなんでしょうか?どんな商品に豊かさを感じるのでしょうか。その答えを出すのがファッション企業ではないでしょうか?
218 2004/01/30  結論は即出す、先延ばしにしない
  リサーチニュース2004年1月21日付のマーケットナウに寄稿した原稿を紹介します。 読んでいただけば分かりますので補足は必要ないのですが、最近、日本人のビジネススタイルは国際的に見るとかなりヤバイのではないか、と実感しています。
217 2004/01/23  香港ファッションウイークで感じたこと
  香港に行ってきました。半袖です。成田についたら摂氏3度でした。香港にSARSの気配は全くなく、日本に帰って来たら皆インフルエンザに掛かっていました。「今、なぜ、香港に行くのか?」という質問への回答は以下の通りです。香港ファッションウイークの中にもビジネスチャンスは溢れています。でも、ほとんどの人は表面的な商品や展示しか見ていません。この技術をこう生かして、あの業者と組ませることで、こんなことができる、というビジネスの組み立てが見えないようです。
216 2004/01/16  1年間の活動を終えて
  以前にもメールマガジンでご紹介しましたが、私は、特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンの理事長でもあります。   ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●ファッション・リエゾン・ジャパン(FLJ)とは・・・『ファッション教育機関、ファッション自由人、そしてファッション産業の「架け橋」となり、「オープンコミュニケーション」を活用したクリエーション促進とファッション業界活性化を目指します。』http://www.fl-japan.com/index.jsp   ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●本日は、「FLJの1年間の軌跡と今後のヴィジョン」についてまとめたのでお読み頂き、興味を持って頂けましたら今後のご参加をぜひお待ちいたします。
215 2004/01/09  渋谷化するアジアと日本への憧れ
  チャネラー2月号の「特集2004年大予測」に寄稿した拙文をご紹介します。アジアのファッションビジネスは成長産業であり、「中国の高度経済成長」という稀に見る巨大なビジネスチャンスの時代に私たちは生きています。日本が不況だとか、繊維は駄目だ、中小製造業が淘汰されるなどと言っていられないほど、目まぐるしくビジネスシーンは変化を続けています。この新しい時代の流れを理解し、その流れの中でビジネスを展開しようと考えるのであれば、素晴らしい可能性が発見できるでしょう。しかし、旧時代の常識にとらわれ、自らのポジションや職種にこだわっていれば、このビッグチャンスに気がつくこともないと思います。
214 2004/01/02  新年明けましておめでとうございます。
  新年明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな意味で転機の年だったように思います。その転機に対して、文字通り「心機一転」し、新しい時代に備えられた人もいたと思います。そうでない人もいたでしょう。その違いが今年は大きな格差になって現れるのではないでしょうか。
213 2003/12/26  ロシア人向けファッションビジネス講座最終回
  ロシア人向けファッションビジネス講座最終回です。いかがでしょうか。ファッションビジネス講座というよりも、ビジネスって何?という解説だったかもしれません。ビジネスが分からないという点では、ロシアの人たちも日本の若者も同様でしょう。最後に、ロシアの人たちへのアピールの部分があります。こうして、世界の人たちとのビジネスの棲み分けを考えていきたいと思います。
212 2003/12/19  ロシア人向けファッションビジネス講座第3弾
  ロシア人向けファッションビジネス講座第3弾です。(4回連載のうち、第3回です)いよいよ、ブランド企画と小売店の運営です。実際には、この部分は詳しく解説する時間がありませんでした。質疑応答が面白くなったこともあり、難しい内容なので割愛です。でも、彼らのシステマティックな商品企画という面には興味があったようで、質問を受けました。
211 2003/12/12  ロシア人向けファッションビジネス講座第二弾
  ロシアは米ソの二大勢力として世界を牛耳っていた時期があります。ですから、彼らのプライドは高いと思うのです。講義にあたり、私はなるべくロシア人のプライドを傷つけずに、むしろ尊敬しているということを強調しました。しかし、現在のファッションビジネスという点に関しては、私たちの方が経験もあるので、こうして皆さんの前で講義しているのです、という説明をしてから講義に移りました。
210 2003/12/05  ロシア人向けファッションビジネス講座
  なぜかロシアの人にファッションビジネス教えることになったあるよ。ロシアはソ連時代に国家経済であり、その前は貴族と農奴の時代であり、まったくビジネスという発想がないらしい。ということで、全くビジネスが分からない人のためにファッションビジネスを教えるにはどうすればいいのか、を考えてみました。
209 2003/11/28  クリエイティブな仕事の流通改革
  久しぶりにショップデザイナーの友人とグラフィックデザイナーの友人と飲みました。そこで盛り上がったのは、いかに現在、クリエイティブな仕事が少ないか。いかに、服もショップも安っぽくなってしまったか。かつては世界の最先端で仕事をしているという自負を持ちながら仕事をしていたが、今の若者達はとてもではないが、そういう自覚は持てないだろう。経験を積むチャンスがないのは可哀相だ・・・等々の話。
208 2003/11/21  製造業の生き残りと日本のビジネスの生き残り
  日本のテキスタイル業界は、インターテキスタイル上海に「ジャパンパビリオン」として出展しました。このことはとても良いことだと思いますが、反面、「日本でジャパンクリエーションをしなくても、皆で上海に行けばいいじゃないか」という声が聞こえています。正直に言って、非常に恐ろしい発想です。
207 2003/11/14  欧米への輸出も人間関係が基本
  日本人留学生が中国で、卑猥な演し物をして顰蹙を買い、デモにまで発展しました。本人達に悪気はなかっただろうし、少し悪のりしただけだろうが、相手はそうは受け取らなかったようです。これは留学生だけの問題ではありません。もし、ビジネスマンである我々が中国で何らかの余興をしなければならない羽目に陥ったとしたら、何をやるのでしょう。また、宴席で余興を求められたらどうすればいいのでしょうか。どうすれば、その場が和やかになり、自分自身も信頼されるのでしょうか。
206 2003/11/07  ハルビンでビンビンVMD
  中国、黒龍江省の省都、ハルビンに行ってきました。日本からは新潟から直行便で2時間30分程度です。その出張報告をします。長文です。覚悟するように。
205 2003/10/31  日本の繊維製造業は成長している?!
  日本の製造業は衰退していると言われますが、消費者は何も困っていません。むしろ、安い商品が大量に供給されているので、生産能力は上ったと思っているのではないでしょうか。こうした想いは、商社や量販店にも共通していると思います。統計の数字よりも私たちは実感を重視すべきと考えています。ということで、「日本製」「メイドインジャパン」の定義を考え直すことを提案したいと思います。
204 2003/10/24  商品開発から流通開発へ
  私はどちらかと言うとモノづくりを中心にした仕事をしてきました。しかし、最近痛感しているのは、商品開発よりも流通開発であり、売り方の開発です。製造メーカーのノウハウよりも小売店のノウハウがないと、結局、国内製造業者を支援することはできません。これは国内市場も中国市場も欧米市場も全て同じことです。新しい時代には新しい流通や販売システムが必要ですが、ほとんどの人が既存のシステムに依存しています。
203 2003/10/17  輸出可能な日本オリジナルのアパレルブランドを
  桐生で日本オリジナルを考えているうちに、日本オリジナルのブランドが何となく見えてきました。久しぶりに、アパレルのブランドを立ち上げたいな、と思っています。
202 2003/10/10  メイドインジャパンの可能性/柄の産地「桐生」
  今回は日本のことです。中国に注目するのと同時に、日本の独自性、オリジナル性とは何かが重要になります。日本国内で生産したのか、中国で生産したのか、ということはあまり重要ではありません。日本オリジナルの企画、デザイン、技術、品質こそ重要なのです。
201 2003/10/03  中国人に騙される?
  多くの日本人は「中国ビジネスは怖い」「中国人に騙されるな」と言います。しかし、中国云々の前に、日本人はあまりにも国内ルールだけで商売をしてきたのではないでしょうか。国内ルールとは、まず相手を無条件に信頼するところから商売がスタートすることです。ですから、商品を先に送り、あとから代金を請求する。しかし先払いが原則の国の人が、「商品を受け取ったのだから、代金を支払う必要がないじゃないか」と考えても、間違いとは言えないでしょう。そこで契約が必要になるのです。でも、日本人は契約に慣れていません。