221,中国人女性に軽蔑されないことが成功の条件 04/02/20
みなさん、こんにちは。坂口昌章です。 =================================== ◆中国人女性に軽蔑されないことが成功の条件 私は女性が好きだ。私はお酒も好きだ。したがって、女性がいて、お酒が出 てくる店も大好きだ。おそらく、人生の中でつまずくとすれば、お酒と女性 が何らかの形で影響してくるのだろう。突然の告白だが、最初にこれを書い ておかなければならない。 そんな私だが、一方で女性から軽蔑されるのだけは嫌だと思っている。特に、 アジアビジネス、中国ビジネスを考えると、優秀な現地の女性と信頼関係が 結べない限り、仕事で成功することはあり得ないからだ。 かつて、多くの日本人ビジネスマンにとって、海外出張は旅行の延長であり、 どこかに「旅の恥はかき捨て」の意識があった。そんな日本からの出張者を アテンドすることもまた、現地駐在員の仕事だったのだから気の毒としか言 いようがない。 仕事の前に前夜の話を事務所ですることもあっただろう。「日本語で話せば 分からない」と思い込んでいても、実は日本語を勉強している人は多い。周 囲の現地採用のスタッフは内心で苦い思いをしていたに違いない。 上海ドリームを体現した中国人女性は、こうした日本人男性に対して、あか らさまに非難する。日本人男性は馬鹿だ。昼食代は細かくチェックするが、 夜になると平気で無駄なお金を使う。空港とホテルの両替レートは気にする くせに、女性に「これが欲しい」と言われるとすぐにプレゼントする。「お かしいじゃない」というわけだ。 また、現地駐在員サークルでラグビーの練習試合があったとき、日本人を応 援しているのは全員、水商売の女性ばかりで、西欧人を応援しているのは普 通のキャリアウーマン達だったという。ある日本人が中国人の彼女に「なぜ、 日本人には水っぽい人しか来ないんでしょう」と質問したそうだが、「あな たは彼女とどこで知り合ったの」と聞いたら、「飲み屋で」との答え。欧米 人はお洒落なバーで、現地の人とお金を介さずに友達になるとのこと。日本 人と中国人が付き合うことは悪くない。飲み屋に行くことも悪くはない。し かし、お金を介した付き合いしかできないことが軽蔑の対象になり、アンバ ランスな金銭感覚が馬鹿だと思われるのである。 中国で縫製工場を経営するのなら、商売の相手は日本であり、日本のルール が通用する。男性社会の常識を貫いても問題はない。むしろ、付き合いの良 い奴であることは、ビジネスに有効だ。しかし、中国市場を相手にするとい うことは、中国のライフスタイルや中国人の価値観を尊重しなければならな い。中国人が不快に感じるような行動をしていては、中国人の信頼を勝ち取 ることはできないだろう。もちろん、中国人の顧客にも信頼されることはな い。 日本語を理解する中国人は多い。街角の喫茶店で話す時も、ホテルのロビー で話す時も、周囲の中国人が自分たちの会話を理解していると思った方が良 い。それで周囲を不快にさせない会話を心がけることが大切なのだ。 縫製工場で成功し、エステサロンを経営し、上海にマンションを4軒も持ち、 ドイツ車を乗り回す中国人女性は、私に「あなたも同じことをするんじゃな いでしょうね」と詰め寄る。私は何としても彼女のような中国人女性に軽蔑 されたくない。馬鹿だと思われたくない。どんなマーケティング戦略よりも 困難な課題かもしれないが、これが中国で成功する第一条件だと確信してい る。 執筆担当: 有限会社シナジープランニング( http://www.j-fashion.net/ ) 代表 坂口昌章 文化服装学院客員教授 ジャパンクリエーション・総合コーディネーター 文化女子大学特別講義講師 他歴任 |
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