寄稿原稿及びエッセイ等

001〜040  041〜080  081〜120  121〜160  161〜

307 2006/05/19  「システム連携と新ビジネスモデル」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今日は、システム連係によるビジネスモデル革新について説明します。この前に効率化とビジネスプロセスの進化があるのですが、一気にビジネスモデルまで筆が進んでしまいました。システムとは本当に面白いものです。現実のビジネスをシステムに置き替えるのではなく、システム化によって、現実の世界が変わることが面白い。グーグルは、あちらの世界の覇権を握ろうとしていますが、私はこちらの世界を変えようと考えています。だって、こちらの世界の方が市場は大きいんですから。
306 2006/05/05  成功する小売業のキーワードは「システム連携」
  こんにちは、坂口昌章です。成功か否かは商品ではなくシステムで決まる。ガビーン。誰が認めなくても、私は現在でも自分を商品企画の専門家として認識しています。そんな私にとって、自分で言ったことに自分で衝撃を受けてしまいます。前号でご紹介したセミナーについて下記の通り、お知らせします。皆さんも衝撃を受けてください。尚、受講料は、な、な、なんと無料とのことです。今すぐ、申し込みましょう。
305 2006/04/21  「システムでビジネスが変わる」
  こんにちは、坂口昌章です。以前にも書いたのですが、今回から2〜3回、システムについて書きたいと思います。昨年からシステムの仕事をしています。といっても、私にプログラムが書けるわけもなく、むしろ、システム化によって、どのようなビジネスモデルが考えられるかを考え、どのようなシステムを開発すればいいのかを考えているということです。現在の段階では勘に過ぎませんが、今後の小売業、流通業は、何を扱うかよりも、どのようなシステムでどのようなビジネスモデルを構築するかが問われるようになると思います。いよいよITがIT業界だけでなく、我々の業界さえも変革するということです。たまたま、ウェブベースという会社から、中小企業のシステム化というテーマのセミナー講師を頼まれ、良い機会なので、頭を整理しようと考えています。セミナーの詳細については、改めてメルマガでもご紹介したいと思います。その節はよろしく。
304 2006/04/07  「産地リノベーションと産地コンバージョン」
  こんにちは。坂口昌章です。今回は、リノベーションとコンバージョンという建築業界でのキーワードを取り上げました。昨年、CETというアートイベントのお手伝いをしたことから、最近は、建築関係の人達とのお付き合いが増えてきました。私としては、何とか異業種の人たちを、繊維の世界に引きずり込もうと考えています。そのためには、こちらも積極的に彼らの世界にリンクしていくことが大切でしょう。ますます自分の仕事が明確に説明できなくなっている今日この頃です。
302 2006/03/10  「国際化とは際をなくすこと」
  最近のファッション産業活性策に危惧を感じています。ビジネスとは自由な経済活動であり、国営企業や社会主義において、ビジネスが機能しないのは、自由を阻害しているにほかならないと思うのです。しかし、最近の日本は社会主義になったのでは、と感じることがあります。あまりにもビジネスを恣意的にコントロールしようとしているからです。過去の産業政策がうまく機能しなかったのは、ビジネス環境を整備するのではなく、自分に都合の良いように結果をコントロールしようとした結果ではないでしょうか。ビジネスの発展は、自由な経済活動を推進するしかないのではないかと思います。楽市楽座の昔からその基本は変わっていないと思うのですが・・・。
301 2006/02/24  「日本」ブランドのプロモーション
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。久しぶりに中国の話題です。2月15日、上海から、友人の方涛さんを招き、東レ経営研究所主催の中国繊維ファッションビジネス研究会を開催しました。さすがに、現場で仕事をしているだけあり、説得力のある話が聞けました。特に、韓国と日本の比較は、分かっていたようでも、やはりショックでした。日本の短絡的なビジネスへの取り組みは、危ないです。もう少し、大人にならなければ・・・。
300 2006/02/10  「システムの変遷と繊維流通」
  こんにちは。坂口昌章です。システムのことを考えているので、またシステム話です。システムの世界では、部分最適化から全体最適化を目指す方向にあるという記事を目にしました。私にとって、部分最適化と全体最適化という言葉は新鮮でした。繊維の複雑な流通構造は部分最適化を追求するあまり、全体最適化が遅れ、国際競争力を失ったとも言えます。現在のオートクチュール的なフルオーダーシステムの乱立も部分最適化のあまり、全体最適化を失いかねません。一方で、全体最適化ばかりを上から押また、部分も全体も常に変化を続けており、最適化の方法も常に変化を続けています。この変化に対応することこそ、システムが機能する条件ではないでしょうか。市場原理という変化のルールは分かりやすいのですが、リスクヘッジをルールにすることは非常に分かりにくいですね。日本全体がIT、Non−ITに関わらず、システム的に大きく遅れているのはこのあたりに原因があるのではないでしょうか。
299 2006/01/27  「システム導入後のビジネスモデル構想」
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。今、システムということについて考えています。ITのシステムだけでなく、Non−ITのシステムも含めてです。中国もまた一つのシステムであり、中国ビジネスもシステムで解決できないだろうか、と妄想しています。私はシステムなど、一部の専門家の仕事と考えていました。しかし、システムはシステム屋さんだけでは作れません。実務者とシステム屋さん、そして、システム導入によって業務がどのように変わるかを構想するコーディネーターが加わって初めてシステム化が完成します。システムを導入しようという時はシステムを使っていません。しかし、システムを導入すると業務は変わります。その変化を予測しながら、あるべき姿のシステムを構想していくわけです。これは難しいことです。だから面白い。中国も同様です。中国を活用すると、日本の業務は変わります。でも、活用するまで分からないわけです、それを予測することは。よく考えれば、これはファッションそのものです。市場を見ながらファッションを予測しますが、誰かがファッション商品を市場に出せば、市場はそれに反応して、ファッションは動きます。つまり、一方的な影響ではなく、常に相互的に影響を与え合いながら、変化を促進していくのです。これは終わりがない。終わりがない変化。システムはファッションです。だから、私の出番があります。
298 2006/01/13  「反射神経型ビジネス」と「戦略的思考型ビジネス」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。私は、ファッションビジネスに関わらず今後のビジネスはシステムが重要だと考えています。しかし、システム発想を持たない人が多いのも事実。その原因をたどると、ビジネスそのもののスタイルが反射神経的であることに思い至りました。だから、戦略思考型になるべし。ということで原稿を書き始めたのですが、冷静に考えると、反射神経型を否定するのではなく、その良さを認識する方が国際競争力につながるのではないか、という考えがムクムクと湧いてきました。でも、その反射神経型ビジネスを戦略的に展開することが必要なわけですね。
297 2005/12/30  「少子問題解決のためのイメージ戦略」
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。人間を動かすのは、その本人が持っているイメージです。国家にとって、国民のイメージをコントロールすることは非常に重要な政治問題でもあります。イメージを言い換えれば、希望や夢かもしれません。情報かもしれません。法律を作っても、国民のイメージが変わらない限り、その行動は変わらないでしょう。子供が少ないのは、子供を持つ喜びよりも、苦労のイメージが強いのだと思います。それ以前に、結婚に豊かなイメージが持てないのかもしれません。家庭がなくても楽しい生活ができるというイメージが強ければ、家庭を求めることもしなくなるでしょう。こうしたイメージ訴求を放置したまま、国家のためということで子供を増やそうとしても不可能です。ファッションはイメージです。ファッションのノウハウが政治にも必要な時代になったのかもしれません。皆様、よいお年を。来年のイメージはいかがですか?
296 2005/12/16  「中国ビジネスは恋愛に良く似たり」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。ビジネスも恋愛もコミュニケーションです。どちらも人間が主役です。恋愛は個人だから真剣ですが、ビジネスは会社が主体なので個人ほどの用心深さや戦略がないような気もします。でも、本当は個人の恋愛以上にビジネスには真剣な姿勢が求められます。それができない人は、お願いですから国外に出ないでくださいね。
295 2005/12/02  「日本アパレル業界の社交の場」
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。私は立場上、様々な業界イベントに参加する機会が多いのですが、最近それがやたらに多い。その感想です。日本は社交の意味でも発展途上なのせしょうか。
294 2005/11/18  「仕事を選ぶと貧乏になる?」
  こんにちは。坂口昌章です。ふとした時に真実に気がつくことがあります。私は、仕事を選ぶ人が貧しく、仕事を与えられる人が豊かであることが多いことに気がつきました。(あくまで確率の問題ですが)日本は起業家が少ないと言われますが、起業家は仕事を選ぶ人です。それよりも、サラリーマンになって与えられた仕事をこなす方が豊かになる可能性が高いのです。私は「嫌だねァ」と思います。そう思うことそのものが駄目なのかもしれません。日本人が国際ビジネスに対応できないのは、このあたりにも根本的な問題があるのではないでしょうか。
293 2005/11/04  「中国市場のブランドプロモーション」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。上海から帰国したばかりですので、ホットニュースをお伝えいたします。今回は、なんとなくブランドについて考えさせられました。上海市経済委員会傘下の上海市商業信息中心が、2005上海ファッションブランドという小冊子を作成しています。ブランドの解説からファッションブランドの集積エリアの解説、ブランド消費の分析までが、ビジュアルにまとめられています。日本の役所ではまず見られないビジュアルなデザインです。それに加えて飛び入りした、今回のイベントです。どこに行っても「品牌、品牌」でした。
292 2005/10/21  「プロデューサー機能の不在」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。最近感じていることです。あらゆるプロジェクトはますます高度になり、難易度も高くなっています。もう、素人の手に負える段階ではありません。しかし、あらゆる場面でプロフェッショナルが求められているのですが、ハイリスク・ハイリターンの仕組みができません。サラリーマンは相変わらず自分には甘く、外部の専門家に依存しながら、自らの立場と報酬を手放そうとしません。そういう甘さがあちこちでほころび始めているように感じます。みなさんはどのようにお考えでしょうか。
291 2005/10/07  「強い中国製品」と「発展途上の中国企業」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。マスコミ等でも中国恐るべしという論調が目立ちます。しかし、それはあまりにも一方的な見方というべきでしょう。経済的にリッチになることは、本人の才能や努力もありますが、周囲の環境も多いのです。中国は世界中から投資が集中しています。実際にはもっと投資に向いている国があるかもしれませんが、情報は集中するものであり、その恩恵を中国は享受しているといえます。日本国内を見れば、一部のITベンチャー企業に投資が集中しています。もっと優秀な経営者は世の中にいるでしょうし、もっと成長性の高い業種もあるかもしれません。情報は集中するのです。だから、投資も集中します。しかし、情報は変化を欲します。相場も投資も変化を欲するのです。これが情報社会の怖いところ。中国といえども、例外ではありません。急激な成長は急激な失速を招くでしょう。その時に対応する能力も日本が優位だと思います。製品の強さと中国企業の強さを混同してはなりません。日本はあまりに自信喪失しています。もっと元気を!!!
290 2005/09/24  「プロジェクトが成功しない理由」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。ファッション業界では様々な産業政策やイベントが企画される。しかし、どうもうまくいかないのだ。そして、何が悪かったのか、と考える。企画内容や運営体制が問題になることはあるが、どうももっと根源的な原因があるような気がしてならない。その問題点を私なりに考えてみた。
289 2005/09/09  『新党・老人』構想
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。どうも頭が選挙モードになっています。そんな中で選挙妄想が湧いてきました。ある意味で、逆説的な主張ですが、一考に値するのでは、と考えています。
288 2005/08/26  「キャリアウーマン新党の行方」
  こんにちは。坂口昌章です。今回の選挙は面白いですね。今回の選挙を少し違う視点で取り上げてみました。
287 2005/07/29  「衣としての布、材料としての布」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。久しぶりにファッションビジネスではなく、ファッションそのものについて話し合う機会があった。残念ながら、相手はファッション業界の人間ではなく、アート寄りの人間だったが。ファッションに携わる人間は、本来、ファッションが好きでなければならないし、アートや文化に関心を持っていなければならないと思う。そして、あらゆる分野のアーティスと、クリエイター、デザイナーと対等に、かつ闊達に話し合えなければならない。そうでなければ、ファッションは文化的に一段低い位置に甘んじなければならない。売上だけを誇るアパレル企業の経営者は、確かに優秀なビジネスマンだろうが、ファッションの世界では素人だ。もっとファッションそのものに関心を持ちましょう。そうでなければ、ジャパンオリジナルは生まれません。
286 2005/07/22  「中国にテキスタイルを売る方法」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。中国のアパレル関係者から、日本のテキスタイルメーカーが中国アパレルに販売する方法を聞きました。これだけが方法とは思いませんが、参考になるのでは。“まず展示会”ではなく、“まず取引方法と条件整備”ですよね。ショールームを作ろうという声も多く聞かれますが、その場合でももっとリサーチする必要があります。日本人は中国市場に輸出したいと言いながら、なぜか、中国人から直接意見を聞くことが少ないようです。日本人の中国通が数多く登場しますが、それよりも中国人と直接コミュニケーションを取ることが大切だと思います。
285 2005/07/15  「中国の人件費」
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。中国で成功するには、中国を変えようとしないことです。中国に合わせて自社、自分を変えることが求められます。中国に進出した企業はそれぞれ異なる理想像を持っています。たとえば日本の70年代に成功した企業は、70年代モデルを持ち込もうとするし、80年代型、90年代型、2000年代型はそれぞれ異なる理想像と成功モデルを持っています。中国は激しく変化しています。日本で事業モデルが陳腐化するよりもはるかに早く、中国では事業モデルが変化していくでしょう。
284 2005/07/08  「モノ作り人材の流失」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。世の中って面白い。いつも、業界がどうの、日本がどうの、と言っている人に対しては、「このままでは日本は駄目になる。何とかしなくちゃ」と言うが、常に、自分の利益しか考えない人には何も言わない。でも、業界を本当に動かしている人は、自分の利益だけを考えている人だったりする。だから、世の中変わらない。大上段に振りかぶるのもいいけど、少々疲れています。世の中は市場で変わる。補助金や行政の政策で変わるわけではありません。そこんとこ、よろしく。
283 2005/07/01  「自分の立場にこだわる人達」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。問題な人っていますね。最も問題なのは、自分に問題があると全く気がついていない人。それどころか、それを問題だと言う人こそ問題がある、と思っている。ん? 日本人は素晴らしい、と思うことも多いのですが、日本人って面倒くさい、と思うこともあります。それはこんな人達と会う時です。
282 2005/06/17  「日本企業の悩みと中国企業の楽観」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回から少し文体を変えようかな、と思っています。より口語体に近い感じです。理由はありません。何となくです。中国に一週間出張してきました。中国に仕事の拠点を移すと宣言してから大分経つので、「まだ、行かないの」「中国の事務所を教えて」と言われますが、私は大企業の社員ではないので、辞令がおりて、会社がいろいろと準備してくれるわけではありません。これまでの仕事を整理することは簡単ですが、そうすると収入がなくなります。次の仕事は自分で開拓しなければならず、それがお金に変わるまでには時間がかかります。そのことがサラリーマンの人には分からないんですね。一時的に収入が途絶えることがどんなことか。(私元々貯金などありませんし)どんな生活になるのか。コンビニのおにぎりで昼食をとり、居酒屋にも行けなくなります。お笑い若手芸人のような状況です。48歳の若手お笑い芸人です。それでも自分の可能性を信じて、仕事を転換する。家族の生活を犠牲にしても、将来の可能性に賭ける。それでも、ようやく光が見えてきました。多分、上海事務所も開設できるでしょう。5年後にはセレブの生活をしている自分が見えてきました。ユニクロにディオールをコーディネートしているかも。ガハハ。
281 2005/06/03  「個人の責任を追求するのはタブーか」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。日本では個人の責任を問うことを好みません。個人が悪くても、そのことへの指摘はせずに、個人を取り巻く環境や組織の責任にします。個人の責任を問わないことは、反面、個人を軽視することです。最近、自己責任という言葉が流行っています。こんな言葉が流行するということは、自己責任が当たり前だという意識がないことを表していると思います。個人の責任を追求することと、個人の人格を認めることは矛盾しないと思います。日勤教育のような精神教育が存在すること自体、JR西日本は個人を横並びに考えていると思うのです。今回の意見はある種、日本ではタブーでしょう。多くの反論、お待ちしています。
280 2005/05/27  「平時と非常時」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。JR西日本の事故を見ていて感じたことです。今回はJRでしたが、我々の会社で同様のことが起きないという保証はありません。そのときに、どのように行動すべきでしょうか。
279 2005/05/20  クリエーションとシステム
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。日本からアジアへと視点を移した時に、自分は何を基準に考えたら良いのか、について少し混乱しました。これまでは、繊維産地、中小製造業を活性化するにはどうしたらいいのか、という視点で物事を考える癖がついていたようです。今後はもっと本質的も問題意識を持たなければならないと思います。ファッションビジネスの本質とは何か。それを追求しないと世界には通用しないでしょう。ということで、自分なりに整理した第一回が今回の内容です。これは、異業種にも通用すると思います。そう。JR西日本にも。
278 2005/05/13  日本人は嫌われていることの自覚を
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。小泉首相による国際会議での謝罪や中国政府によるデモ回避策により、反日デモ問題は解決しようとしている。しかし、この問題が解決したからと言って、以前と全く変わらないと態度ではまずいだろう。我々は冷静に、反省すべきところは反省し、真の意味で大人の付き合いをしていきたいと思う。国が嫌われているからこそ、我々個人はしっかりとした見識を持ち、できるだけ好かれるように努力したい。しかし一方で、嫌われていてもビジネスはしっかりするという図太さも持ちたいと思うのだ。それでようやく中国人と対等になれるのではないだろうか。
277 2005/05/06  反日の気持ち、日本の気持ち
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。反日デモに関する記事や番組を見るたびに、日中の考え方の違い、誤解を感じます。企業によっては出張自粛に動いていますが、正直言って過剰反応だと思います。マクロに見れば、日本と中国の関係は変わっていませんし、中国抜きでビジネスが考えられないという状況も変わっていません。冷静に、冷静に。アジアの大人になりましょう。 
276 2005/04/29  4月16日上海反日デモ見聞記
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。まだ、中国には移転していません。出張ベースで動いています。偶然、16日の上海反日デモに遭遇しました。そのレポートです。
275 2005/04/22  中国の反日行動を考える
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。せっかく中国に活動拠点を移そうとしているのに、この反日騒動は何事でしょうか。私なりに考えてみました。中国政府は明らかに今回の騒動をコントロールしています。それに対する日本政府の政治的、外向的な対応は行われているのでしょうか。表面的には何も見えませんが、水面下で行われていることを期待しています。中国や韓国で反日教育が行われているのは事実です。日本と対立することで自らの存在意義をアピールしている勢力も存在します。そういう相手に対して、どのように説得や交渉を行うのかが問われています。黙っていては何も解決しません。また、相手と同じ次元になって、相手を憎んでも何も生まれません。アジアのリーダーになるのは、結構大変なことなのです。 
274 2005/04/15  国際認証システムを活用した日中の相互理解を
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。ライブドアとフジテレビの一連の騒動の中で、「企業は誰のものか」という議論が出ています。また「企業活動の目的は何か」という問題も重要でしょう。企業活動が利潤の追求だけであれば、中国でビジネスを行う日本人は中国から排斥されるでしょう。しかし、中国で活動する企業が、利潤の追求だけでなく、明確に中国の人々に貢献し、法令を遵守し、地球環境や人権に配慮した活動を行っていくと主張すればその正当性は評価されるに違いありません。コンプライアンス(法令遵守)という課題に対して、強制的な義務と捉えるのではなく、異文化コミュニケーションをスムーズにするための有効手段と考えることも必要だと思います。 
273 2005/04/08  中国のアパレル業界に必要な厚み
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。中国では反日の嵐が吹き荒れているようです。こうした動きもまた、中国の急激な経済成長の反動と言えるかもしれません。経済格差、所得格差が拡大し、対外的な問題に民衆の意識を振り向ける必要があるのでしょう。政治に熱くなる人がいる一方で、経済的にも非常に熱いのが中国です。しかし、目先の金に目が眩んでは継続的な成長は難しいでしょう。日本はあまりにも社会主義的であり、中国はあまりにも資本主義的です。今後はお互いに歩み寄りが必要だと思います。さて、私は今、中国の人材育成の可能性を探っています。ところが、これが非常に手ごわい。最終的には、働く人、学ぶ人の意識の問題に行き着きます。日本人がやるべきことは多いですよ。 
272 2005/04/01  見本市の国際化を恐れるな
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。ライブドアの堀江社長が日本中を揺るがしています。私が恐れるのは、日本人が保守化を強め、新しい時代への対応に遅れることです。実は、テキスタイル業界にも同様の危惧を感じています。JC(繊維総合見本市ジャパン・クリエーション)の国際化は以前からの懸案ですが、ここに来てむしろ保守的な意見が強まっています。気持ちは分かりますが、ここは大人の判断をしていただきたい。自社や周囲の意見ではなく、日本のテキスタイル産業という大きな視点とビジョンを持っていただきたいと切に願うのみです。お願いだから、日本の可能性を狭めないでください。日本がアジアの中核としてのポジションを保つにはどうしたらいいのかを真剣に考えていただきたいと思います。
271 2005/03/25  コミュニティへの貢献とプロの仕事
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。10年以上住み慣れた東京の下町、谷根千を離れることになりました。千駄木の事務所は3月末に畳み、本社を自宅に移転します。その後、活動拠点を上海に置こうと計画しています。もちろん、行きっぱなしというわけではなく、日本との往復生活になるでしょう。この決断は非常に辛いことでもあり、同時に非常に楽しみでもあります。これまで長年取り組んできた仕事がなくなってしまうかもしれない辛さと、新しい生活に対する期待が交錯しています。それでも自分の決断は正しいという確信を持っていますし、この決断が揺らぐこともないでしょう。ここ十数年は、日本の産地の仕事をさせていただき、それが私の生活を支えてきました。全国の産地の皆様には厚く御礼を申し上げたいと思います。そして、今後は新しい取り組みを考えたいと思います。ありがとうございました。そして、今後ともよろしく。
270 2005/03/11  「パラサイト・シルバー」
  みなさん。こんにちは。坂口昌章です。最近、テレビを観ていて思うこと。今後、本格的な世代間闘争が始まると思います。南北の経済格差ではなく、老若の経済格差が問題になるでしょう。老人よ、若者に投資しましょう。それが自分のためにもなります。
269 2005/03/04  「日本のファッションからアジアのファッションへ」
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。これは私の所信表明です。日本スケールからアジアスケールへの脱皮です。ご理解のほど、よろしく。
268 2005/02/25  「大人げない国、日本」
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。突然ですが、今回からコラム形式(約900字)に変えたいと思います。これまでは1年で1冊の単行本にまとめようということで、毎回原稿用紙6枚を自らに課しておりました。年間約50週で300枚になるわけです。しかし、メルマガとしては少し長いんですね。ですから、今度は短く軽い内容を自らに課そうというわけです。ということでコラム第一弾。今回はちっとも軽くないなぁ。
267 2005/02/18  中国に行って何ができるか?
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回は中国行きについて考えています。真剣に考えています。日本での私の仕事は着実に減っています。生活のためにも中国に出稼ぎに行かなければならない状況が秒読み体制で迫っています。これを技術流失、ノウハウ流失と考えてくれる企業があれば、ぜひ高額なコンサルタント料で契約したいと思いますが、まんず、無理でございましょうねぇ。
266 2005/02/04  会社の畳み方
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。前向きの仕事は誰もがやりたいものですが、後向きの仕事は嫌ですね。でも、嫌な仕事こそビジネスチャンスがあると思います。私も若かった時には、結果よりもやりがいとか面白い仕事を優先していたのですが、最近、ようやくお金の重要性が分かってきました。だから、後向きでも何でもニーズがあるのならばやりますよ。
265 2005/01/28  香港復権の兆し
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。1月18日から21日まで香港ファッションウイークの視察ミッションに出かけました。今回は、その印象を書いています。香港では、偶然、韓国の古い友人と会いました。かつては、別々の国で別々のプロジェクトを行っていたのですが、今回は共通する話題の多いことに驚きました。それだけ、日本、韓国、中国の連携が進み、重なる部分が出てきたということですね。今年は日本人の来場者が増えました。それも、日本、香港、中国という流れが見直されてきたということでしょう。国内だけに閉じこもっていたのでは、現実のビジネスから取り残されます。来年は、皆さんもご一緒に香港にいきませんか?安いですよ。
264 2005/01/21  平時の経済性追求は非常時に機能しない
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。先日、江東区の空き倉庫ツアーを行いました。結構、空き倉庫は多く、用途転換も進んでいません。現在、江東区では、マンション建設も行政施設が追いつかないとの理由から制限されています。面白いのは、倉庫業者は、やはり倉庫のことしか考えていないということです。そのことは、また改めて触れたいと思いますが、そのときに、数多くの高層マンションを目にしました。それを見て、同行メンバーの不動産投資専門家が「あれ、地震が来たらどうするつもりだろう。ライフラインが切れたら住めないのにね」とつぶやきました。そうだよな、と思い、書いたのが今回の原稿です。
263 2005/01/14  土地本位制からの脱却を目指せ
  皆さん、こんにちは。坂口昌章です。最近、ずーっと考えていることが今回のテーマです。でも、まだ自分の中ですべてが解決していません。ですから、反感を買うような表現も多いと思います。私は、ようやく日本も本格的な資本主義の時代を迎えたと思っています。これまでは資本主義という名前の社会主義(というより世間主義?)であり、株式会社という名前の個人企業だったと思います。法律も制度もあったのですが、誰も本格的な資本主義のルールに従わなかった。最近になってようやく資本主義を理解し、資本をコントロールする経営者が出てきたということでしょう。資本の調達とは、何も大企業だけではありません。中小企業にも可能なはずですし、クリエイティブなビジネスにも応用がきくはずです。今年はそれを研究してみたいと思っています。
262 2005/01/07  自分の得意なことをアウトソーシングするのは危険
  あけましておめでとうございます。坂口昌章です。新年のスタートにあたり、私も自分の仕事についてアレコレと考えています。おそらく、2005年は大きなファッションビジネスの転換期となるでしょう。そして、自分の仕事内容も大きく変わるような気がします。昨年は中国に通いましたが、中国はじっくりと取り組む方が良いと感じています。あまり結果を急ぐと全てを失うことになりかねません。また、ここ10年間は繊維産地の活性化に取り組んできましたが、それもそろそろ結果が出そうな気がしています。産地という単位ではなく、個々の企業へのコンサルティングに変わっていくのではないでしょうか。その一方で、小売店やアパレルの戦略を立て直す必要性を感じています。既存のマーケティング戦略は役に立たなくなっていますし、機能の空洞化も進んでいます。最早、社内の人材だけでは、根本的な改革はできないと思います。残念!!!
261 2004/12/31  中国人社員の雇用による問屋街活性化
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今年も早いもので、もう大晦日ですね。今年一年、ご愛読ありがとうございました。今年最後の号ということで、凄いアイディアをご紹介致します。実現したらとてつもなく面白い。高齢化が進む日本に大きな活力をもたらすプロジェクトです。是非、プロジェクト化したいと思います。今回の提案に共感してくれる地域があれば連絡をください。日本各地で同時にスタートし、それぞれの地域が連絡協議会のような組織を作っても良いと思います。よろしくご検討のほどを。皆様、良いお年を!!!!
260 2004/12/24  繊維産業のリコンセプト
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。最近、呪文のように「仕組み、仕組み」と唱えています。土地も製造技術もないITベンチャーが成長しているのであれば、土地も技術も人脈もある繊維産業が成長しないはずはありません。基本的な部分に間違いがあるか、時代に対応していない部分があるに違いないと考えています。その一つが、土地本位制と資本本位制の違いだと思います。土地を担保に銀行から借り入れするというモデルそのものが既に時代遅れなのです。繊維業界は、市場からの資金調達や資本政策を学ぶ必要があります。私もこれから勉強していきます。皆さんもご一考を。
259 2004/12/17  JC2005を終えて
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。ようやく、JC2005(繊維総合見本市ジャパン・クリエーション2005)終了しました。今回は一日二回発行のJCニュースの編集長として、とても多忙でした。それでも3日目は会場をじっくり回りました。JCは8回目です。この8年間でどれほど繊維産業を取り巻く環境が変わったことでしょう。そして、JCはその変化に対応していたのでしょうか。外向きではなく、内向き過ぎたのではないでしょうか。鉄は熱いうちに打て。JC終了直後の感想をまとめてみました。
258 2004/12/10  B2Cのコンサルティングサービス
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。最近、自分の仕事について考えています。プロとして、専門家として自分を高めることが重要と考えてきましたが、ビジネスとして考えると、どうも間違っていたようです。やはり需要と供給のバランスを考えなければなりません。また、誰がどんな情報やサービスを必要としているのか、についても考え直す必要があるようです。ということで、今回は反省を含めて、自分の仕事について考え、展望を示そうとしております。私も悩んでいるのです。
257 2004/12/03  既存勢力と競合しない起業プログラムを
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。IT産業は元気がいいですね。楽天もライブドアもヤフーも、お金が余っている感じです。一方、繊維ファッション業界は元気がありません。業績の格差は開く一方です。IT企業の若手経営者の中には、既存産業を遅れていると批判する人がいますが、IT産業とは既存産業という土台の上に成立していることを忘れてはなりません。また、繊維の補助金と同様に、IT関連にどれだけの公的資金が流れたかも認識すべきでしょう。問題はITではありません。ITビジネスは既存ビジネスと競合することなく、補完する立場だったからこそ、既存産業の大企業とも連携できたと思います。これから起業する人は、こうした関係性にも注目しなければなりません。
256 2004/11/26  自立事業を支援する小売事業を
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。繊維産地で話題の自立事業について考えてみました。実は、某百貨店の通販事業部に勤めている友人と会い、自立事業で開発した商品をいかに販売するかを話し合いました。製造業者を支援するために、製造業者に補助金を出すのではなく、販売してくれる小売業者あるいは国内製品を販売する企画に対して、補助するという発想も必要だと考えた次第です。
255 2004/11/19  農業にファッションを
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回は意欲的な内容。農業とファッションのコラボレーションがテーマです。繊維分野の仕事が減っているなら、農業はどうだろう、というわけです。今更、洋服のデザイナーでデビューするのも何だから、野菜のデザイナーになりたいな、と思うのですが、いかがでしょうか。地域興しにもなると思います。全国の明るい農村からのご連絡お待ちしています。
254 2004/11/12  メーカーに問われる真の企画力
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。問屋の力が弱くなった結果、メーカーが強くならなければならないのですが、そのあたりを勘違いして、問屋の権利を侵害しているという事例を聞きました。強いものには巻かれろ。弱いものには強く出ろ、ということかもしれませんが、あまりにも短絡的です。私はどちらかと言うと、構造改革推進派であり、開国派でありますが、基本的にはメーカー側に立っていると思っています。メーカーが企画し、生産し、販売するというのが国際的な姿であり、日本のように問屋とメーカーが分離している姿はコスト高になるのではないか、と心配しています。しかし、私はアナーキストではありません。悪しき商慣習は変えるべきと考えていますが、商慣習を全て否定するものではありませんし、約束を破って良いとも思いません。業界で仕事をしていくには、人脈も信用も大切です。強くなったら威張る、弱くなったら卑屈になるというのは嫌ですね。常に個人の尊厳を大切に生きていきたいものです。
253 2004/11/05  産業は変わる、産地は変わる
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。10月21日に八王子でシルクサミットというイベントがあり、久々に法政大学の岡本教授にお会いし、シンポジウムの中で「産地、産業は変わっていくのが普通のこと」という話を聞きました。ある意味では、かなり皮肉がこもった辛口のスピーチだったのですが、多くの人はそのように受け取らなかったようです。産地のイベントで困るのは昔話が多いこと。歴史のある産地ほど、産地の歴史を語りたがります。そして、現状の不満不安の話となり、未来の話はありません。歴史の話をするなら、「いかに産地、産業というものが変化を続けてきたか」という話をして欲しいものです。
252 2004/10/29  少食と薄着の美学
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。ここ一週間ほど、食事制限をしています。別に病気ではないのですが、突然思い立って始めました。順調に体重は落ちていますが、誰も何も言ってくれません。先日、しびれを切らして「俺、痩せたでしょ?」と聞いたら、「何かやつれているのは気がついていたけど、病気だと悪いと思って言わなかった」とのこと。何たること。食べ物を減らすと、食べ物のことを考えます。次は何を食べようと楽しみになるのです。量を減らしているので、質の良いものを食べたくなります。それを服に置き換えたらどんなことになるのだろう。そんなことを考えて今回は書いてみました。
251 2004/10/15  「ヨン様」が動かす「大人の女」市場
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回はガラッと趣向を変えました。テーマはヨン様です。非常に危険なテーマです。扱いを間違えると、自爆テロを招くかもしれません。それでも、何となく書かなくてはいけないような気がして書きました。 ヨン様は凄い。日本人男性が動かせなかった日本人女性の心を、こうも簡単に動かすとは!(でも、大きな声では言えないけど、日本人男性も韓国人女性は好きだもんね)このヨン様エネルギーをビジネスに変えることができたら大儲けです。間違いありません。
250 2004/10/08  最初に情熱ありき
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今週は哲学的な内容になってしまいました。多少、表現に問題があるかもしれません。でも、この中にもビジネスチャンスはあります。一緒に考えましょう。
249 2004/10/01  なぜ、目標を持たないで行動できるのか?
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今週も先週の続編のような内容になってしまいました。「何とか起業のための教育ができないものか」と考えているのですが、かなり難しいのです。まず、自立するという意味が伝えにくい。経済的な自立は分かりやすいのですが、自立した考え方を持つのは難しい。今回は、「自分は何が分からないのかが分からない」という課題について考えてみました。自分でも「何が分からないのか分からない」ようでは、こちらが、何を教えたらいいのか分からないのは当たり前なのかもしれない、と錯覚してしまいます。危ない、危ない。
248 2004/09/24  戦いを放棄した日本人
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。先週以来、日本人の思想と教育について考えています。私自身、大学進学よりも専門学校進学を選んだ時点で、学歴というものを否定しました。勿論、学歴社会に対しても批判的です。また、会社に所属する就社ではなく、職につく就職を強く意識し、常にプロ意識を持つように自己訓練を重ねてきました。当然、サラリーマン意識、大企業病にも批判的です。私は、ファッションビジネスのプロを目指し、その通りになったと思います。そういう生き方を選んだ人間には、日本社会の問題点、海外との違いがやたらと目につきます。でも、私は常にマイノリティであり、変わり者でした。最近になって、私の考え方は普通になってきました。でも、まだまだごく一部ですね。私は自分の考え方だけが正しいとは思っていませんが、時代の必然性であると認識しています。当たり前のことですが、そのあたりを少し整理してみました。
247 2004/09/17  若者よ、どうしてそんなに良い子なの?
 
246 2004/09/10  中国生産の危機
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回は、中国生産がやりにくくなっていることについて警鐘を鳴らしました。中国市場進出ばかりが課題になっていますが、その基本となる中国生産の状況も刻一刻と変化しています。中国経済が成長し、内需が伸びること。クォーター撤廃を当て込んで、欧米向け輸出を目指す企業が増えていること。これらの事実は、日本向けの仕事の優先順位が下がることを意味しています。しかし、日本のアパレル企業でこうしたことに気づいて、生産体制を固めているところがどれほどあるのでしょうか。多くは、商社に依存しているために、中国の変化を肌で感じていません。
245 2004/09/03  輸出、自立偏重は製造業空洞化を促進する
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回は、繊維ファッション産業の政策に対する問題提起です。繊維産業は補助金漬けの体質と言われます。「補助金など廃止した方が良い」と言いながら申請する企業や団体。やる気のある企業を支援すると言いながら、業界団体の意見だけを聞いて補助金をばらまいている行政。
244 2004/08/27  コーポレート・キャラクターの提案
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。今回はちょっと視点を変え、コーポレート・キャラクターという概念を提案します。このコンセプトに興味を感じたデザイン事務所やデザイナーの方、どうかご連絡ください。ファッションとグラフィックのコラボレーションで新しいビジネスモデルを確立しましょう。
243 2004/08/20  上海の百貨店で考えたこと
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。またまた上海に行ってきました。上海に行くと体調が良くなります。頭の回転も早くなります。帰国した途端、お腹を壊します。体調もだるくなり、頭も淀んできます。これは一体何でしょう?
242 2004/08/06  日本アパレルの中国市場参入に向けた可能性と課題(後半)
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。東レ経営研究所発行の「繊維トレンド7・8月号」に寄稿した論文を紹介します。長文なので前後の二回に分けました。今回のテーマは、中国市場への参入です。私がこの1年間取り組んできたことを整理した内容とも言えます。先日のアパレルウェブ主催のセミナーでユー・エフ・オーの谷社長の話を聞いた後では、ちょっと恥ずかしいのですが(谷社長があまりにも中国ビジネスに詳しいので、自分の知識の少なさに愕然としてしまうのです)、全体の内容としては、それほど間違ってはいないと思っています。
241 2004/07/30  日本アパレルの中国市場参入に向けた可能性と課題(前半)
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。東レ経営研究所発行の「繊維トレンド7・8月号」に寄稿した論文を紹介します。長文なので前後の二回に分けます。今回のテーマは、中国市場への参入です。私がこの1年間取り組んできたことを整理した内容とも言えます。先日のアパレルウェブとユー・エフ・オー共催のセミナーでユー・エフ・オーの谷社長の話を聞いた後では、ちょっと恥ずかしいのですが(谷社長があまりにも中国ビジネスに詳しいので、自分の知識の少なさに愕然としてしまうのです)、全体の内容としては、それほど間違ってはいないと思っています。
240 2004/07/23  百貨店の大リニューアルのすすめ
  みなさん、こんにちは。坂口昌章です。先日、百貨店に行きました。ヤバイと思いました。間違いなく転換点です。そこで百貨店への提案をまとめました。この考え方は、今後のアジアのショッピングセンター等にも応用できると考えています。また、新しい組織や職種も必要になると思います。デザイナーズマンションは一つのヒントです。デザイナーがプロデュースしたカフェやレストランの集積も面白いでしょう。衣服の比率は減らさなければなりません。その分、様々な雑貨を増やさなければなりません。それぞれの雑貨アイテムにデザイナーズブランドが必要になるでしょう。
239 2004/07/16  外国人に許されるビジネスの範囲とライセンス
  それぞれの国は、それぞれの国民が主権を持っています。したがって、外国人が勝手に自分の国で商売することはできません。しかし、国際的な障壁をなくし、互いにビジネスを認めることが、相互の利益になることが多いので、WTO等の制度が整備されました。しかし、原則が変わったわけではありません。
238 2004/07/02  中国市場参入のビジネスモデル
  繊維業界では、「輸出振興」という言葉が突然流行しています。多額の補助金もでているようです。しかし、その内容は海外の展示会に出展することが中心であり、成果もそれほど上がっていません。中国語のできないメーカーの人たちが背広を着て、会場内に座っているだけで、中国のお客様をブース内に引き込もうという姿勢もないようです。正直言って、私は展示会への出展はあまり意味がないと考えています。本気で中国市場に参入するのであれば、展示会出展よりも現地のパートナー企業探しに力をいれるべきだと思います。
237 2004/06/25  中国におけるホワイトカラーの人件費の格差
  今日からまた、中国ビジネスについて考えたいと思います。同じ日本向けのOEMビジネスでも、中国人が経営している会社と日本人が経営している会社とでは、利益高にかなりの差があります。日本企業が価格競争に汲々としているのに、中国企業は悠々とビジネスを続け、着実に成長しています。その理由のひとつが、日本人のホワイトカラーにあると思います。いよいよ、個人のレベルでも国際競争が始まるのです。
236 2004/06/18  ブランドと階層社会
  多くの日本人には徹底した平等主義が植えつけられています。運動会でも順位をつけない。あきらかに知能の優劣があるにも関わらず同じレベルの教育を横並びに行う。こうした事例には枚挙の暇がないほどです。しかし、社会に出れば実力社会であり、各自の成績は自ずと開きが出てきます。
235 2004/06/11  自信がないあなたに
  今の季節、学生に講義をする機会がとても多いのですが、学生と接していて気になるのが「自信」という言葉です。皆、自信がなく、不安を抱えています。でも、若い時から自信マンマンというのもちょっと気持ち悪いような気もします。オジサンの経験談を交えて、自信について考えてみました。
234 2004/06/04  グローバル産業への脱皮が求められるアパレル産業
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」5.6月号に寄稿しました。内容は、日本のアパレル業界への提言という大上段に振りかぶったものです。特に、生産を商社に丸投げしている現状への危惧と今後のビジョンについて書いたつもりです。先週に引き続き「後半」をお送りします。
233 2004/05/28  グローバル産業への脱皮が求められるアパレル産業
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」5.6月号に寄稿しました。内容は、日本のアパレル業界への提言という大上段に振りかぶったものです。特に、生産を商社に丸投げしている現状への危惧と今後のビジョンについて書いたつもりです。これからも、大きなことから小さなことまで、ファッションビジネスのことなら坂口昌章に任せてチョーダイ。(長文のため後半は次号でお届けします)
232 2004/05/21  スロービジネスのすすめ
  私はこれまで厳しいビジネスの世界を目指して生きてきました。でも、それが本当に良いことなのかは分かりません。また、自分の生き方を他人に強制することが良いことかもわかりません。全国の産地を回っていると、厳しいビジネスへの参入を指導することが良いことなのか、疑問を感じています。自立事業や輸出振興事業の最も大きな問題点は、「競争の激しいビジネスが正しい」という思い込みではないでしょうか。
231 2004/05/14  「産地の自立」と「若者の自立」
  産地と若者。どちらも自立していない。双方の存在を活かすには第三者が必要ではないのか、という意見です。これまでの日本の繊維産業の活性化政策の多くは保護政策であり、ビジネスを活性化させるよりも、あまりにも直接的な当事者への補助ではなかったでしょうか。それでもありがたい話なのですが、どうも補助すればするほど、その産業は衰退していくような気がしています。産地も若者ももっとビジネスの重要性を理解し、少なくとも、ビジネスを蔑視しないことが大切だと思います。
230 2004/05/07  「形の服」と「色柄の服」
  京友禅の伝統工芸士の方と話し合った内容です。きものは平面の服であり、色柄の服です。その要素を洋服に取り入れたのが、Tシャツやアロハシャツという言い方もできるのではないでしょうか。ですから、きものの世界の技術を活かすとしたらこういう分野ではないか、と思うのです。高島産地で取り組んでいる「高島いろは」というブランド開発も、色柄の服を基本に考えています。
229 2004/04/16  コンプライアンスと日本製品奨励策
  コンプライアンスという言葉をご存じでしょうか。欧米では次第に当たり前になっている考え方です。日本で問題になっているM自動車、A農場等はコンプライアンスに対応していない典型的な事例であり、あのような状態に陥らないように企業はコンプライアンスに取り組んでいるわけです。
228 2004/04/09  景気回復時期に何をするべきか?
  皆さんは、景気回復についてどう感じているでしょうか。私は今年は経済が動くと見ています。中国があれだけ大きく動いているのに、隣組の我々が地味にしているわけにはいきません。嫌でも、刺激され、影響を受けるはずです。どうせ影響を受けるのならば、消極的な影響ではなく、自ら積極的に影響をコントロールしようと考えています。地味にしていてはいけません。派手にいきましょう・・なんて言うと、また批判されるかもしれませんが・・・。
227 2004/04/02  香港城と日本城
  香港人はやはりCEPAで動きだしています。中小企業お親父さんたちが広東省で小売店を経営し始めたというニュースです。いいなぁ、香港はチャンスがあって・・・。
226 2004/03/26  CEPA活用による中国市場攻略の可能性
  東レ経営研究所発行の「繊維トレンド」3.4月号に寄稿しました。香港と中国とのCEPA活用についての内容です。先日も、香港貿易発展局のCEPAセミナーがあり、出かけてきましたが、私が書いた内容とそれほどの差がなかったことを確認しました。まずはご一読を。将来、香港企業設立やCEPA活用のセミナー等を企画したいと考えています。乞ご期待。
225 2004/03/19  独資か?合弁か?
  日本と中国の関係を常に考えています。私は日本も日本人も基本的には好きなのですが、日本の企業、日本のサラリーマンに対しては、あまり良い感情を持っていません。大企業同士のビジネスでは紳士的かもしれませんが、相手が中小企業、零細企業、個人の場合には、意味もなく威張ったり、平気で約束を破ったりという例が非常に多いからです。中国人は信用できない、という人もいますが、私にとっては、残念ながら日本人の方が信用できないという例をあまりにも多く経験しています。
224 2004/03/12  特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンについて
  今日は私が理事長になっている、特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンについてご紹介させて頂きます。           http://www.j-fashion.net/ 
223 2004/03/05  感動を与える企業とは?
  目標設定とか戦略という言葉を日常的に使っていますが、人によって理解が異なるようです。私は、今後本当の意味の戦略的思考が不可欠になると考えています。単純に真面目に仕事をしているだけでは利益をあげることは困難です。戦略のない人は、働けど働けど暮らしは楽にならないでしょう。利益を上げるには、利益を上げることを意識し、利益をあげる戦略を立て、それを実現しなければならないのです。
222 2004/02/27  原価率から小売価格を設定してはいけない
  最近、価格決定システムについて考えています。アパレル業界では、当たり前のように原価率から小売価格を換算していますが、これは正しいのでしょうか。原価率に忠実だと、小売価格を下げるためには原価を下げなければならず、結果的に質の悪い商品が横行することになります。また、製造メーカーは採算割れを余儀なくされ、淘汰が進んでいきます。
221 2004/02/20  中国人女性に軽蔑されないことが成功の条件
  いやぁ、参りました。なぜか、上海で日本人男性代表に任命され、日中二人のやり手女性につるし上げられました。その内容は、以下の通りです。実は、日本人男性の全てがこんなことではないのです。特に、繊維ファッション業界がひどい。歴史があるだけに、商売と接待が密接につながっています。また、昔の繊維産地にはかならず遊廓や色街がありました。そういう背景もあり、中国人女性がみると「馬鹿な日本人男性」と映るのでしょう。
220 2004/02/13  勇気ある価格設定と顧客満足の両立
  最近、高い商品が気になってしかたがありません。私なぞは、素材から生産の部分が分かっているために、原価が分かってしまいます。「よく、こんな商品をこんなに高く売るなぁ」と本気で感心してしまいます。昔はそういう商品を見ると軽蔑したものでしたが、今は尊敬の目で見ています。小売価格というものは、顧客がその商品を購入するからこそ存在しているのです。誰も買わなければ、小売価格は下がっていくはずです。あるいは、そのブランドが市場から消えているはずです。それが堂々と高い価格の商品を販売しているということは、顧客が支持していることを証明しているのです。
219 2004/02/06  中国と一緒に成功しよう
  中国生産の安売り商法から、中国生産の高級品で日本市場を攻略し、中国市場も制覇しようという戦略転換の提案です。でも、自らのビジネスモデルを変えるのは至難の業。安売り商法の呪縛を解き放つことが必要です。もう一度、「豊かな生活」について考えましょう。安売り商品を沢山持っていれば豊かなんでしょうか?どんな商品に豊かさを感じるのでしょうか。その答えを出すのがファッション企業ではないでしょうか?
218 2004/01/30  結論は即出す、先延ばしにしない
  リサーチニュース2004年1月21日付のマーケットナウに寄稿した原稿を紹介します。 読んでいただけば分かりますので補足は必要ないのですが、最近、日本人のビジネススタイルは国際的に見るとかなりヤバイのではないか、と実感しています。
217 2004/01/23  香港ファッションウイークで感じたこと
  香港に行ってきました。半袖です。成田についたら摂氏3度でした。香港にSARSの気配は全くなく、日本に帰って来たら皆インフルエンザに掛かっていました。「今、なぜ、香港に行くのか?」という質問への回答は以下の通りです。香港ファッションウイークの中にもビジネスチャンスは溢れています。でも、ほとんどの人は表面的な商品や展示しか見ていません。この技術をこう生かして、あの業者と組ませることで、こんなことができる、というビジネスの組み立てが見えないようです。
216 2004/01/16  1年間の活動を終えて
  以前にもメールマガジンでご紹介しましたが、私は、特定非営利活動法人ファッション・リエゾン・ジャパンの理事長でもあります。   ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●ファッション・リエゾン・ジャパン(FLJ)とは・・・『ファッション教育機関、ファッション自由人、そしてファッション産業の「架け橋」となり、「オープンコミュニケーション」を活用したクリエーション促進とファッション業界活性化を目指します。』http://www.fl-japan.com/index.jsp   ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●本日は、「FLJの1年間の軌跡と今後のヴィジョン」についてまとめたのでお読み頂き、興味を持って頂けましたら今後のご参加をぜひお待ちいたします。
215 2004/01/09  渋谷化するアジアと日本への憧れ
  チャネラー2月号の「特集2004年大予測」に寄稿した拙文をご紹介します。アジアのファッションビジネスは成長産業であり、「中国の高度経済成長」という稀に見る巨大なビジネスチャンスの時代に私たちは生きています。日本が不況だとか、繊維は駄目だ、中小製造業が淘汰されるなどと言っていられないほど、目まぐるしくビジネスシーンは変化を続けています。この新しい時代の流れを理解し、その流れの中でビジネスを展開しようと考えるのであれば、素晴らしい可能性が発見できるでしょう。しかし、旧時代の常識にとらわれ、自らのポジションや職種にこだわっていれば、このビッグチャンスに気がつくこともないと思います。
214 2004/01/02  新年明けましておめでとうございます。
  新年明けましておめでとうございます。昨年はいろいろな意味で転機の年だったように思います。その転機に対して、文字通り「心機一転」し、新しい時代に備えられた人もいたと思います。そうでない人もいたでしょう。その違いが今年は大きな格差になって現れるのではないでしょうか。
213 2003/12/26  ロシア人向けファッションビジネス講座最終回
  ロシア人向けファッションビジネス講座最終回です。いかがでしょうか。ファッションビジネス講座というよりも、ビジネスって何?という解説だったかもしれません。ビジネスが分からないという点では、ロシアの人たちも日本の若者も同様でしょう。最後に、ロシアの人たちへのアピールの部分があります。こうして、世界の人たちとのビジネスの棲み分けを考えていきたいと思います。
212 2003/12/19  ロシア人向けファッションビジネス講座第3弾
  ロシア人向けファッションビジネス講座第3弾です。(4回連載のうち、第3回です)いよいよ、ブランド企画と小売店の運営です。実際には、この部分は詳しく解説する時間がありませんでした。質疑応答が面白くなったこともあり、難しい内容なので割愛です。でも、彼らのシステマティックな商品企画という面には興味があったようで、質問を受けました。
211 2003/12/12  ロシア人向けファッションビジネス講座第二弾
  ロシアは米ソの二大勢力として世界を牛耳っていた時期があります。ですから、彼らのプライドは高いと思うのです。講義にあたり、私はなるべくロシア人のプライドを傷つけずに、むしろ尊敬しているということを強調しました。しかし、現在のファッションビジネスという点に関しては、私たちの方が経験もあるので、こうして皆さんの前で講義しているのです、という説明をしてから講義に移りました。
210 2003/12/05  ロシア人向けファッションビジネス講座
  なぜかロシアの人にファッションビジネス教えることになったあるよ。ロシアはソ連時代に国家経済であり、その前は貴族と農奴の時代であり、まったくビジネスという発想がないらしい。ということで、全くビジネスが分からない人のためにファッションビジネスを教えるにはどうすればいいのか、を考えてみました。
209 2003/11/28  クリエイティブな仕事の流通改革
  久しぶりにショップデザイナーの友人とグラフィックデザイナーの友人と飲みました。そこで盛り上がったのは、いかに現在、クリエイティブな仕事が少ないか。いかに、服もショップも安っぽくなってしまったか。かつては世界の最先端で仕事をしているという自負を持ちながら仕事をしていたが、今の若者達はとてもではないが、そういう自覚は持てないだろう。経験を積むチャンスがないのは可哀相だ・・・等々の話。
208 2003/11/21  製造業の生き残りと日本のビジネスの生き残り
  日本のテキスタイル業界は、インターテキスタイル上海に「ジャパンパビリオン」として出展しました。このことはとても良いことだと思いますが、反面、「日本でジャパンクリエーションをしなくても、皆で上海に行けばいいじゃないか」という声が聞こえています。正直に言って、非常に恐ろしい発想です。
207 2003/11/14  欧米への輸出も人間関係が基本
  日本人留学生が中国で、卑猥な演し物をして顰蹙を買い、デモにまで発展しました。本人達に悪気はなかっただろうし、少し悪のりしただけだろうが、相手はそうは受け取らなかったようです。これは留学生だけの問題ではありません。もし、ビジネスマンである我々が中国で何らかの余興をしなければならない羽目に陥ったとしたら、何をやるのでしょう。また、宴席で余興を求められたらどうすればいいのでしょうか。どうすれば、その場が和やかになり、自分自身も信頼されるのでしょうか。
206 2003/11/07  ハルビンでビンビンVMD
  中国、黒龍江省の省都、ハルビンに行ってきました。日本からは新潟から直行便で2時間30分程度です。その出張報告をします。長文です。覚悟するように。
205 2003/10/31  日本の繊維製造業は成長している?!
  日本の製造業は衰退していると言われますが、消費者は何も困っていません。むしろ、安い商品が大量に供給されているので、生産能力は上ったと思っているのではないでしょうか。こうした想いは、商社や量販店にも共通していると思います。統計の数字よりも私たちは実感を重視すべきと考えています。ということで、「日本製」「メイドインジャパン」の定義を考え直すことを提案したいと思います。
204 2003/10/24  商品開発から流通開発へ
  私はどちらかと言うとモノづくりを中心にした仕事をしてきました。しかし、最近痛感しているのは、商品開発よりも流通開発であり、売り方の開発です。製造メーカーのノウハウよりも小売店のノウハウがないと、結局、国内製造業者を支援することはできません。これは国内市場も中国市場も欧米市場も全て同じことです。新しい時代には新しい流通や販売システムが必要ですが、ほとんどの人が既存のシステムに依存しています。
203 2003/10/17  輸出可能な日本オリジナルのアパレルブランドを
  桐生で日本オリジナルを考えているうちに、日本オリジナルのブランドが何となく見えてきました。久しぶりに、アパレルのブランドを立ち上げたいな、と思っています。
202 2003/10/10  メイドインジャパンの可能性/柄の産地「桐生」
  今回は日本のことです。中国に注目するのと同時に、日本の独自性、オリジナル性とは何かが重要になります。日本国内で生産したのか、中国で生産したのか、ということはあまり重要ではありません。日本オリジナルの企画、デザイン、技術、品質こそ重要なのです。
201 2003/10/03  中国人に騙される?
  多くの日本人は「中国ビジネスは怖い」「中国人に騙されるな」と言います。しかし、中国云々の前に、日本人はあまりにも国内ルールだけで商売をしてきたのではないでしょうか。国内ルールとは、まず相手を無条件に信頼するところから商売がスタートすることです。ですから、商品を先に送り、あとから代金を請求する。しかし先払いが原則の国の人が、「商品を受け取ったのだから、代金を支払う必要がないじゃないか」と考えても、間違いとは言えないでしょう。そこで契約が必要になるのです。でも、日本人は契約に慣れていません。
200 2003/09/26  CEPAの可能性
  来年1月1日から中国と香港の間でCEPAが締結されます。CEPAについての説明は、本文に書きました。来年1月の香港ファッションウイークには、「CEPAを活用する日本・香港・中国ビジネス研究」のミッションを組みたいな、と思っています。
199 2003/09/19  自分の仕事を宣言すべし!
  台湾に行ってきました。TITASという展示会では、サーズの影響で中国大陸から出展者がなく、会場がガランとしていました。中小企業の出展が少ないのも気になりました。中小企業者は、商談につながらない展示会には出展しない。商談は中国大陸の展示会で行うそうです。日本もそうなるかもしれませんね。
198 2003/09/12  アジアで起業なんてね
  今回のテーマは、「若者よ、アジアで起業しようぜ!」。中国の巨大市場の門が開かれようとしています。このチャンスを見逃す手はない。中国のどこにビジネスチャンスがあるか?何をやればいいのか?どうやればいいのか?・・・を思いつくままに書き綴っていこうと思います。
197 2003/07/11  互いに高い位置を目指す妥協
   いつも「時装産業的提言by品時企画」をご講読いただきありがとうございます。 今回を持ちまして、一応、第一回のシリーズを終了します。今回の連載は、まず単行本を想定した目次を作成し、それに基づき、毎週400字詰めで6枚の原稿を書くことを自らに課したものです。今回でその目次どおりに終了したということであり、本来ならば、再度原稿を全て見直し、単行本にして出版したいところですが、厳しい出版事情の中でどうなるかは分かりません。(出版社の方のお申し出をお待ちしています)
196 2003/07/04  教員の教育、教育方法の教育、人材育成のための教育
   政治の問題も業界の問題も、最終的には教育問題に行き着きます。でも、教育のあり方について具体的に論じている場面はあまり目にしません。 専門学校等で、講師として実務経験者を呼んで、リアルでライブ感のある授業を期待すると、意外にもいかにも学校というスタイルで授業をする人が多いのも面白い減少です。考えてみれば、誰もが日本の学校教育しか知らないのであり、学生に教えるという段になると、にわかに学校スタイルになってしまうのもしかたがないのかもしれません。
195 2003/06/27  西欧と日本社会の冷静な比較と分析、特徴の理解
   日本は明治時代に伝統的な生活スタイルを捨て去り、西欧の生活スタイルを導入することを決定しました。そうしなければ、西欧列強の植民地になるという判断からです。 私は明治の先達を責めるつもりはありませんが、それ以来、日本人のアイデンティティが危機にさらされてきたのは間違いありません。
194 2003/06/20  ロジカルシンキング(論理的思考)とクリティカルシンキング(批判的思考)
   ロジカルシンキング、クリティカルシンキングと言うと、何となくアメリカMBAの香りがします。でも、日本の風土では、この態度を貫くことは意外に大変です。大変だけどやらなければならない。でも、やると良く言われない。この堂々巡りに苦しんでいる人は多いと思います。
193 2003/06/13  プレゼンテーションとコミュニケーションのトレーニング
   日本という島国では、自己を主張することは好まれません。そんなに主張しなくても身元は分かっているんだから、ということでしょうか。 自己主張に慣れていないためか、自己主張をするとなると、とにかく自分の考えを一方的にまくし立てることが多いようです。相手を理解し、相手を説得するというアプローチにならないんですね。
192 2003/06/06  ビジネス創造に対する評価とトレーニング
   ビジネス創造とは、既存ビジネスの創造的破壊を伴います。破壊には、摩擦が生じます。既得権者との戦いが待っています。日本人の発想の根底に、争うことは良くないことという考え方があります。市場原理に反する発想であり、グローバルに考えれば変なのですが、日本では摩擦は悪になります。
191 2003/05/30  均一性から多様性へ、積極的な能力開発を
   最近、仕事の内容を評価されず、人を評価することが多いような気がします。 小泉さんの進退をはじめとして、小さな組織でも「あの人は駄目だから代えた方がいい」という話をよく聞きます。それでも、まず具体的な仕事の改善の話が出て、それができないから担当者を代えろ、というのなら分かります。困るのは、理由はないけど、あいつは駄目だ、という意見です。 代案を出す前に個人を非難してしまうんですね。
190 2003/05/23  需要と供給のギャップを埋めることがビジネス
   ビジネスとは何だろう、とよく考えます。私なりの結論が、需要と供給のギャップを埋めることがビジネスだという定義です。 世の中には、様々な需要と供給があります。そこにビジネスチャンスがあると思います。
189 2003/06/18  新たなハンドクラフト時代の予感
   リサーチニュース2003年6月18日付のマーケット・ナウでは、ハンドクラフト、手芸の可能性について取り上げられました。
188 2003/05/01  test取込み2回目★
 
187 2003/05/16  「ファッション・リエゾン・ジャパン」の挑戦
  就職できないファッション自由人のコミュニティを構築し、ファッション業界との架け橋になるというビジョンは間違っていないと思うのですが、NPO法人の経営という意味では、予想以上に難しいというのが実感です。
186 2003/05/09  アジアネットワークの視点で行う創業支援
  日本人は、とことん日本国内で完結するという考え方が染み込んでいますね。ビジネスとして考えるのならば当然のことが、何となく後ろめたく感じてしまいます。商社や大手メーカーは何の抵抗もなく、海外に出て行きますが、産地メーカーは海外から輸入したり、海外にでることに罪悪感のようなものを感じることが多いと思います。今回の原稿を書いていて、私も少しだけそんな気持ちになりました。
185 2003/05/02  自前主義からの脱皮とアウトソーシングの活用
  「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」という植木等の唄は、旧き良き時代のものになってしまいました。(あまり古くて知らない、ってか。ごもっともです)気楽な稼業が存在したのは、高度経済成長時代であり、現在のようなデフレスパイラル時代では、サラリーマンでさえ、競争原理にまきこまれることになります。
184 2003/04/25  産地とデザイナーのマッチング
  日本国内の繊維関連製造業のことを分析していると悲しくなることがあります。自立したビジネスを行うには、あまりにも機能が足りないのです。本来、必要な機能を持たずにこれまで営業できたことそのものが、国際的に見れば異常なのかもしれません。
183 2003/04/18  ファッション版「モーニング娘。」の可能性
  「モーニング娘。」の元気の半分でも繊維産地にあればな、と思います。以前から、「モーニング娘。」のプロジェクトは良くできているな、と感じ ていました。あのシステムをファッションの世界に応用できないものか・・・。
182 2003/04/11  新規参入者による産地活性化、業界活性化
  今回から、創業、起業について考えていきます。日本では不良債権処理や企業再生ばかりが取り上げられますが、ベンチャー創業や起業については関心が低いようです。しかし、駄目なものを再生するよりは、全く新しく始めた方がうまくいく可能性が高いことは皆さんも経験上分かっているでしょう。
181 2003/04/04  店舗、商品、販売員、顧客は全てメディアである
  情報を伝える機能を持つのがメディア(媒体)であり、情報そのものはコンテ ンツであるというと明確ですが、例えば、店舗は商品というコンテンツを伝えるメディアであるとと同時に、雑誌等で紹介されるコンテンツでもあるわけです。販売員もまた、情報を伝えるメディアであると同時に、店舗空間やブランドイメージを構成するコンテンツでもあります。顧客でさえも、他の顧客から見ればある意味でビジュアル情報コンテンツであり、同時にメディ アでもあるわけです。
180 2003/03/28  「ショップオペレーション担当」「顧客コミュニケーション担当」
  全ての職種をコミュニケーションという視点で見直してみよう、というのが今回の内容です。
179 2003/03/21  完全予約制のお抱えデザイナービジネス
  インターネットが招くハイテクの中世。情報技術とは、情報に価値を与え、 モノよりも情報に意味を与える世界を招きます。中世の錬金術は物理的な技 術でしたが、今後は情報の錬金術が大切になるでしょう。
178 2003/03/14  顧客コミュニティと企業グループの情報市場
  インターネットの登場により、「ファッションビジネスのモデルは変わるのではないか」と思った人は多かったと思います。しかし、その興味の多くは、インターネットを使った通信販売に集中し、ブランドの中身が変わるとは思 わなかったようです。
177 2003/02/28  製品の詳細なデータベースをWEB上に公開
  情報開示という行為は、様々なところで既得権とぶつかります。でも、それを実現することで、新しいビジネスチャンスも生まれます。ITやインターネットの活用が進まないのも、情報を公開することで既得権が失われる勢力が多いからに違いありません。
176 2003/02/14  全ての製造工程を顧客に情報公開する時代
  インターネット時代は情報を隠すことができないと考えた方が良いと思います。プライバシーの問題も含めて、隠すことはどんどん難しくなっていきます。
175 2003/02/07  既存のビジネスから若者を活かすビジネスへの転換
  日本人は何を恐れて変革ができないのでしょうか。既得権ばかりを守り、世代交代やベンチャー創業を阻害しています。「やり場のない閉塞感」などと 言っていますが、逆に言えば「ぬるま湯の中の閉塞感」とも言えそうです。
174 2003/01/24  「香港ファッションウイーク」&「ワールドブティック香港」レポート
  実は、13日から16日まで香港に行っていました。「香港ファッションウ イーク」と今年からスタートした「ワールドブティック香港」の視察ミッシ ョンです。
173 2003/01/10  デジタル技術の進化は、デザインの領域をなくす
  私は様々な職種に就いてきました。アパレル、百貨店、ニッター等々。いろいろな立場でモノを見る癖が就いているので、こちらが駄目ならばあちらがあるさ、というように考えます。
172 2003/01/03  音楽、演劇、アニメ、ゲーム、写真、イラスト等をファッションに
  最近は、どうやったら中国に勝てるか。日本独自のビジネスとは何か、を常に考えています。その意味でも、コラボレーションというキーワードは、様々な可能性を秘めていると思います。
171 2002/12/30  面白い仕事、社会的に意義のある仕事、無償でもやりたい仕事
  これまではまず作るべき商品があり、そのための労働力が集められました。あるいは、まず企業の経営戦略があって、それにふさわしい人材を集めました。企業の中の個人はどうしても歯車の一つという位置づけになってしまったのです。
170 2002/12/13  才能のある人を集めるためのテーマとは何か?
  世の中が上手く機能しないのは、世の中のシステムが時代に合わなくなっているのだと思います。全てのことには原因があり、その原因にメスを入れなければ、改善はされません。逆に言えば、上手く機能しないシステムを放置しておくことは、誰かが放置しておく方が良いと考えているからです。
169 2002/12/06  日本のビジネス資産は、センスの良い若者
  「最近の若者はなってない」これは、太古の昔より繰り返されている大人の意見です。でも、私は「最近の若者はなかなかいいよ」と思っています。むしろ、問題なのは、親の世代であり、大人と呼ばれる世代ではないでしょうか。
168 2002/11/29  情報消費、時間消費、体験消費、感動消費を促すビジネス
  ファッションビジネスにおいても、究極の喜びは、顧客に感動を与えることです。しかし、私たちは顧客に感動を与えるような商品を真剣に作っているでしょうか。顧客に感動を与えるような接客を行っているでしょうか。
167 2002/11/15  クチュリエからスティリスト、そしてディレクター、プロデューサーへ
  私が小さい時、教科書に「日本は資源のない国だから原料を仕入れた完成品 を輸出する加工貿易が必要である」と書いてありました。日本は資源がない。アメリカやソ連は資源があって凄いなぁ、と思ったものでしたが、高度経済成長の時代には、資源がないから、世界中から安い原油が買えるので有利だ、ということになっていました。
166 2002/11/08  情報による需要喚起、情報による価値創造(ブランド価値)
  香水って、あんなに小さいのに、なぜあんなに高いのでしょうか。原価も安いはずなのに、誰も暴利を貪っているとは言いません。おそらく、原価率は非常に低いはずです。あれぐらい原価率が低い商品ならば、中国生産なんてする必要がないのでしょうね。
165 2002/11/01  製造業から創造業への転換、産地から産知への転換
  不良債権解消のために竹中大臣がまとめた政策が不評のようです。多くの人は「ルールを急激に変えるのは問題だ」と言っていますが、それではどの程度の期間でルールを変えれば良いか、という提案はありません。
164 2002/10/25  顧客とダイレクトなコミュニケーションを
  先週、4日ほどバンコックに出掛けました。ASEANのトレードフェアを 見に行ったのですが、それよりも、「アジアで暮らす」ことを考えさせられました。ビジネスがアジアスケールになるのと同時に、我々の生活もアジア スケールになるのではないか。アジアにおけるハッピーリタイヤメントとい う発想を持たないと、いくら日本で頑張っても、悠々自適の老後なんて無理 なのでは、という気がしました。
163 2002/10/11  アジアスケールの情報コンテンツ、情報メディア、情報流通が重要になる
  さて、今回は私が目指そうとしていることであり、同時に、多分、アパレル ウェブが目指していることでもあると思います。この原稿の中にもビジネスチャンスは沢山含まれていますよ。
162 2002/10/04  大量生産大量消費型流通の崩壊
  27日に香港貿易発展局主催の香港トータル・ファッションフェア2002 (東京)に行ってきました。あいにくの天気でお客さんも多くはなかったと 思いますが、それでも香港と日本をつなぐことで生じるビジネスチャンスの 可能性を感じることができました。 日本のニーズもありますが、中国のニーズも重要な意味を持ちます。なぜならば、中国が巨大な市場を形成しようとしているからです。
161 2002/09/27  アジア地域の産地問屋、集散地問屋
  中国から日本に帰って来ると、いかに日本が高齢化しているかがわかります。業種業態に関わらず、社員の平均年齢が40歳を過ぎると活力が失われるようです。社員の平均年齢が20歳代の企業はどんな仕事でも成長できるような気がします。
160 2002/09/20  「生産の変化」より「流通の変化」への対応が優先
  小泉首相と金正日主席の日朝会談が無事終了しました。拉致された日本人が死亡していたことから、非難が沸き起こっていますが、本来攻められるべきは小泉さんではなく、これまで手をこまねいていた歴代総理大臣、外務大臣、外務省、北朝鮮を訪問した各党の政治家達でしょう。
159 2002/09/13  情報公開と系列崩壊の循環
  情報公開の必要性が提唱されますが、現実には「企業秘密」「社外秘」が幅をきかせている現実。私は、大した秘密もないことがバレルから、「企業秘密」って言っているんだろう、と考えていますが。
158 2002/09/06  問屋流通の崩壊と情報公開の必要性
  今回から、情報化、インターネットをテーマに論じていきます。 勿論、アジアスケールのインターネット活用が課題になります。 以前から不思議なのは、インターネットとは国境を超えてコミュニケーションができることが特徴であるにも関わらず、なぜかドメスティックな発想の人が多いということです。インターネット通販やB2Bでも国内中心ですよね。 本当の意味でインターネットを活用するには、やはりアジアスケールの視点が重要ではないか、と思うのです。
157 2002/08/30  アジアネットワーク市場の理解とビジネス戦略
  さてさて、今回はネットワークについて書きましたが、ネットワークを機能させるには、それぞれの役割分担が上手くかみ合っていることが条件です。しかし多 くの場合、最初から機能がかみ合うことはありません。誰かが、全体を見て調整し、足りない機能を補ってやることが必要です。
156 2002/08/23  商社丸投げの裏に潜む危険性
  今日は、商社調達、アウトソーシングについてです。サラリーマンはつい楽をしてしまうするという性格を持っています。以前、ある大手企業の人は何気なく、「そういう仕事はできる人がいないから、アウトソーシングだね」と言っていました。本当だったら、仕事の出来ない社員をクビにして、浮いた予算でアウトソーシングするべきなんですけど、当人は自分がクビになることなど、全く想像もしていない様子でした。 本当に幸せな人だと思いました。ということで、今週の原稿です。
155 2002/08/16  国内外のビジネスの違いと信頼関係
  最近不思議に思っていることがあります。変わらなければならないことは皆分かっているのに、なぜか実行できないこと。自分自身が変わることの方が簡単なのに、自分を変えずに世界を変えようと考えている人が多いこと・・・。
154 2002/08/09  商社に依存し、自ら海外に目を向けない製造業者
  皆様。こんにちは。皆さんは当然のごとく、夏休みを取られるのでしょうね。私はここ数年、長期の夏休みや正月休みを取っていません。
153 2002/08/02  アジア地域における日本のポジションとは?
  最近、繊維業界では中国詣でが盛んになりつつあります。一時期のイタリア詣での再来かも。日本人て、どうして皆で一緒に行動するのが好きなんでしょうね。皆が中国に行くなら、香港に行くとか、韓国に行くという手もあるんですけど。
152 2002/07/26  エリア拡大による相対的な知識、情報の欠如
  こんにちは。坂口昌章です。暑い暑い暑い暑い〜〜。暑さにめげず、第3号です。
151 2002/07/19  生産も市場もアジアスケールに
  こんにちは。坂口昌章です。 先週の創刊号はいかがでしたか。 皆様からのご意見やファンレター、反論、イチャモン大歓迎です。
150 2002/07/12  激変する日本の繊維アパレル産業
 
149 2003/04/16  「戦争とSARS」で自給自足を考える
   リサーチニュース2003年4月16日付のマーケット・ナウでは、SARSを取り上げました。 これだけ中国に生産機能を移転させ、こんなことになろうとは。
148 2003/04/14  日本製品にこだわったブランド構築を
   日本繊維新聞2003年4月14日付の「坂口昌章の日本印のファッション考」は、メイド・イン・ジャパン限定のブランドについてです。
147 2003/03/19  中国にできない商品とは何か?
   2003年3月19日付けのマーケット・ナウでは、モノづくりにおける中国との差別化について論じています。 日本国内生産をする場合、常に中国との差別化を意識する必要があります。中国でできる製品は全て中国に行ってしまうと考えた方が良いでしょう。それほど、かの国とはコストの格差があります。
146 2003/03/18  和の原理の商品開発研究会/平成14年度活動レポート
   本年度、東京ファッション協会では、「ブランド価値向上研究会」「和の原理商品開発研究会」「アジアの生活文化に缶銑研究会」という3つの研究会を設置しました。 私は、その中の「和の原理商品開発研究会」の顧問という立場で参加しました。なぜ、私のような人間が顧問かと言うと、この研究会の発案者でもあるからです。 ということで、年間の活動をレポートにまとめました。各社の事例については省略しますが、総論の部分を皆様にも紹介します。
145 2003/02/26  業界の際、業態の際にチャンスあり
   日本繊維新聞2003年2月26日付の「坂口昌章の日本印のファッション考」は、商品企画のヒントとでも言える内容です。 実は、縁あって久しぶりに商品企画の仕事に携わっています。中国でできない企画、これまでにない新しい企画を考える上で、デザインによる差別化ではなく、素材やサプライチェーンによる差別化が重要だと考えています。
144 2003/02/04  仕事をもらうのではなく、仕事を出す発想へ
   リサーチニュース2003年2月4日付のマーケット・ナウは、「脱OEMメーカー発想」について提唱しています。
143 2003/01/21  「香港ファッションウイーク」を見て日本を考える
   リサーチニュース2003年1月21日付のマーケット・ナウは、香港のレポートです。 1月13日から16日まで、シナジープランニングと香港貿易発展局の共同企画という形で視察ミッションを行いました。香港ファッションウイーク、ファッションブティック香港という二つの展示会視察の他、小売店や卸売センターも視察し、香港・中国大陸で成功しているSPA企業からプレゼンテーョシンを受けるという充実したツアーでした。
142 2003/01/22  ブランド価値と大衆ファッション
   日本繊維新聞2003年1月22日付の「坂口昌章の日本印のファッション考」では、ブランドについてです。 ある異業種の方から、「なぜ、一流ブランドはヨーロッパばかりなんですか?」「なぜ、日本から一流ブランドが育たないのですか?」という素朴な質問を受けました。
141 2003/01/01  対談
   チャネラー2月号に、文化服装学院の大沼淳学院長と坂口昌章理事長の対談が掲載されましたので紹介します。
140 2002/12/25  中小企業経営者の命を守れ
   日本繊維新聞2002年12月25日付けの「坂口昌章の日本印のファッション考」でも、中小企業経営者の自殺を取り上げました。私は基本的に同じ内容の原稿は書かないのですが、今回は書きました。この問題はキャンペーンのように訴求する必要があると考えているからです。
139 2002/12/17  中小企業経営者の自殺を防ぐ法的整備を
   リサーチニュース2002年12月17日付けのマーケットナウは、中小企業経営者の自殺がテーマです。 ビジネスは弱肉強食のマネーゲームですが、それはあくまでビジネスのこと。ビジネスの結果が、即、基本的生活の崩壊を意味するのであれば、怖くてビジネスはできません。
138 2003/02/14  2003年は、アジアネットワーク元年となる
   チャネラー2003年1月号は、2003年大予測が特集です。 私は、「アジアネットワーク」をテーマに選びました。たまたま、北朝鮮の問題に触れましたが、こうした政治的発言に対しては反論もあると思います。
137 2002/11/27  日本発のテキスタイルブランドの提案を
   日本繊維新聞2002年11月27日付「坂口昌章の日本印のファッション考」は、テキスタイルブランドの提案です。 テキスタイルの重要性、テキスタイルデザインの重要性は声高に叫ばれているものの、実際には確たる評価を与えられることも少なく、また、テキスタイルデザインに対して投資する動きも少ないようです。
136 2002/11/19  使い捨てではない商品開発を
   リサーチニュース2002年11月19日付「マーケット・ナウ」は、使い捨てではない商品を作ろうという提案です。 既に、価格競争は限界です。価格を安くすると消費者は喜ぶと言いますが、それも限界があるのではないでしょうか。特に、ファッション商品では、安ければ良いということもないと思います。ビジネス的に見ても、誰も得をしません。
135 2002/10/23  天下国家よりも自分の仕事を考えよう
   日本繊維新聞2002年10月23日付「坂口昌章の日本印のファッション考」は、ある意味で日本人の特性に関する内容です。全国の繊維産地に出掛けても、そこで語られることは、なぜか建前の議論が多いようです。自社の問題点を語るのは恥ずかしいし、天下国家を論じていれば、「あの人は勉強しているな」と評価されるということがあるでしょう。
134 2002/10/15  勝負の前に負けている消極的な日本人
   これまで日本人の多くは一生懸命働くことが良いことだと思っていました。結果よりも、一生懸命が優先していたわけです。でも、今は結果が全てとなりました。一生懸命やっても結果が悪ければ評価されません。
133 2002/10/01  「ファッション自由人」とファッション業界をつなぐ
   チャネラー11月号にファッション・リエゾン・ジャパン(以下、FLJ)の紹介記事を自分で書きました。 なるべく具体的な活動(まだ企画段階ですが)を報告し、入会を促したいと考えています。FLJは新卒の若者ばかりでなく、社会人も対象にしています。
132 2002/09/17  「分業体制の崩壊」には「統業」で対応すべし
   リサーチニュース2002年9月17日付のマーケットナウでは、分業体制の崩壊をテーマにしました。標準化と分業化とは、T型フォード以来、オートメーション化、合理化の基本であり、大量生産大量消費を支えてきたキーワードでした。しかし、その分業化が転換点を迎えようとしています。
131 2002/09/25  夢、仕事、人材の需給バランスを考えよう
   リサーチニュース2002年9月25日付の「坂口昌章の日本印のファッション考」では、夢や仕事の需給バランスをテーマにしました。 商品の需給バランスを考えることは多いのですが、それよりも夢や仕事、人材の需給バランスに問題があるような気がしています。
130 2002/09/01  アジア市場のデザイナー・プロダクション
   チャネラー2002年10月号が出ました。残念ながら、連載「新市場への新ビジネス提案」は第37回の今回をもって最終回です。最終回なので、何だか内容が混乱しているようです。
129 2002/08/28  「中国進出」と「東京進出」
   日本繊維新聞2002年8月28日付「坂口昌章の日本印のファッション考」では、グローバルとドメスティックの発想が微妙に混在する、昨今の輸出振興に関する疑問について書きました。
128 2002/08/20  自分を変えるか?世界を変えるか?
   リサーチニュース2002年8月20日付のマーケットナウでは、最近痛感していることを書きました。 現状が変革できないのは、どのように変革したらいいのか分からないというわけではありません。多くの場合、原因や対策は分かっています。でも、変えられないんですね。
127 2002/08/01  エンターテイメントとファッションのコンテンツMIX戦略
   チャネラー2002年9月号が出ました。今月の「新市場への新ビジネス提案」は、エンターテイメントとのコラボレーションがテーマです。 ファッション業界とエンターテイメント業界はかなり近い要素を持っていますが、互いの交流はほとんどありません。
126 2002/07/24  縫製軽視はテキスタイル崩壊を招く
   日本繊維新聞 2002年7月24日付の「坂口昌章の日本印のファッション考」では、いつか書かなければと思っていた縫製とキスタイルの問題です。この業界は分業構造で成り立っています。ですから、互いの存在が必要不可欠であり、互いを尊重しなければならないはずですが、現実は、皆、自分のことばかり考えています。
125 2002/08/01  今から9年前に書いた「五年後、十年後、業界はこう変わっている」
   現在、過去の自分の原稿を整理しています。これまでの15年間で400〜500本程度は書いていると思いますが、最初の1〜2年のものは、ワープロからパソコンへ移行する中で、データ互換性がなく消失しています。
124 2002/07/16  指揮官不在の日本
   リサーチニュース2002年7月16日付けのマーケット・ナウは、日本の指揮官不在を嘆く内容です。最近のニュースを見ていると、政治家や官僚の馬鹿さ加減に腹が立つどころか、悲しくなってしまいます。
123 2002/06/26  製造卸から企画卸へ
   「坂口昌章の日本印のファッション考」(日本繊維新聞2002年6月26日付)では、「企画卸」という業態について書きました。たまたま、文化の時の友人が「僕、バッグの企画卸のようなことをやっているんだ」と言っているのを聞き、「企画卸」はこれからの日本のキーワードになるような気がしました。
122 2002/07/01  ユニクロ再生のための(勝手な)MD改革提案
   チャネラー8月号が出ました。今回の連載のテーマはユニクロの再生です。ユニクロは、ようやく登場した世界市場を狙える日本ブランド。みすみすユニクロが衰退するのを見ているわけにはまいりません。
121 2002/06/18  「経済効果」という貧しき発想
   リサーチニュース6月18日号のマーケットナウは、ワールドカップに触発された話題です。私は原稿を早く書きすぎる傾向があり、この原稿も先月末に書いたものです。日本代表が破れてから、オーレオレオレと言われても白ける人もいるかもしれません。